小野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年10月9日

(令和8年10月9日(金) 9:20~9:25  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨

 本日からこちらに「ブッシくん」、いらしていただいております。内閣府では、国民の生存や国民生活・経済活動が依拠している重要な物資を「特定重要物資」に指定し、その安定供給確保に取り組む事業者を支援することを通じて、特定重要物資のサプライチェーンの強靱化を図っております。この「物資」という言葉から連想し、サムライの「武士」をモチーフとしたマスコットキャラクターが「ブッシくん」でございまして、国民の安全と経済活動を守り抜く、という想いが込められております。昨年5月より公開しており、この会見でも一度、御紹介させていただきましたが、この度ぬいぐるみができたということで、本日こちらに設置をさせていただいております。引き続き、国民の皆様から経済安全保障の重要性について広く理解をいただくために、周知広報、啓発活動にしっかりと力を入れていきたいと思います。
 

2.質疑応答

(問)冒頭、「ブッシくん」の関連というか、特定重要物資の関連なんですけども、中東情勢を受けた今年4月の関係閣僚会議で、高市総理から追加の物資指定に向けた検討を進めるよう関係各位に指示があったと思いますが、現在の検討状況について伺います。また、中東情勢での一連の影響とか対応を受けて、どういう観点、どういう分野で検討を進めているかも併せてお聞きします。
(答)国民の命と暮らしに直結する「重要物資」について「強靱なサプライチェーン」を構築することは、重要な課題であります。
 ご質問の特定重要物資の追加指定につきましては、ホルムズ海峡の封鎖による影響もあった化学品や医療関係物資など、サプライチェーン調査によって対策の必要性が顕在化した物資を中心として検討を足下で進めております。また、今般の中東情勢での対応も踏まえて、6月には関係省庁を集めて「経済安全保障重点課題検討会議」を開催し、サプライチェーン調査の更なる深化・高度化に向けて、リスクシナリオの多様化を進めていくことや、経済安全保障推進法に基づき設置される予定のシンクタンクとも連携をした点検のサイクルを確立していくこと等を指示いたしました。引き続き関係省庁と連携し、激化する国際情勢の中においても「重要物資」の安定供給確保を実現すべく、我が国の「サプライチェーンの強靱化」に取り組んでまいりたいと考えております。
(問)感染症危機管理について伺います。ロシア東部のペスト対策研究所に勤務していた女性が原因不明の肺炎で死亡した事案を巡り、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長がさらなる情報提供を求めるなど、ロシア側の情報公開対応や感染拡大への懸念が広がっております。現在、政府として本件感染症疑いの事案をどのように評価しているでしょうか。対応方針などあれば併せてお願いいたします。
(答)ロシア・イルクーツク州にあるペスト対策研究所の職員が、原因不明の肺炎で死亡したとの報道は承知しております。報道を受け、外務省において、予防の観点から、在ハバロフスク総領事館において同州の在留邦人の安否確認及び注意喚起を行い、10月7日までに全員の安全を確認しているとの報告を受けております。今般の症例について、国立健康危機管理研究機構(JIHS:ジース)においては、当該症例の接触者が特定され、健康観察が実施されていること、二次感染者は確認されていないことから、現時点の情報からは日本への影響は限定的であると評価をしております。また、10月7日のWHOの発表によれば、接触者を特定した上で健康監視が行われており、現時点では症状を呈した者は確認されておらず、現時点において入手可能な情報は、確固たるエビデンスに基づく結論を導くには不十分としている旨も承知しています。
 内閣感染症危機管理統括庁においては、引き続き、関係各所・関係省庁と緊密に連携し、緊張感をもって情報収集に努めて、状況を注視してまいりたいと考えております。
(問)「ブッシくん」についてなんですけども、刀を持たないのは何か意味があるんでしょうか。
(答)刀を持つ代わりにかなり大きめの盾を持っていて、むしろ武士としてあまりこれを持っているイメージというのはないと思うのですが、武士ではあるけれども、とにかく経済安全保障で我が国を守るというところに特化した装備になっているのかなと。個人的な見解でございますが。ちなみにメイド・イン・ジャパンです。

(以上)