中司内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年9月29日
(令和8年9月29日(火) 11:00~11:11 於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)
1.発言要旨
皆さんこんにちは。お待たせいたしました。まず、私の方から発言をさせていただきますのは、規制改革の担当といたしまして、まずお知らせいたします。10月1日(木)に都内において、「フィジカルAIを活用した歩行型ロボット」の社会実装に向けた規制・制度改革の実施状況の視察として、株式会社東北エンタープライズさんにお伺いいたします。令和8年の「規制改革実施計画」に盛り込まれました「フィジカルAIを活用した歩行型ロボットの社会実装に向けた公道実証実験の推進」に関連したものであります。実際に、実証実験に取り組む企業から現在の状況等について説明を受けることとしております。
視察の詳細については、規制改革推進室までお尋ねいただければと思っております。
続きまして、こども政策の担当といたしまして、里親月間について報告をさせていただきます。
こども家庭庁では毎年10月を「里親月間」と定めまして、自治体、里親支援センター、里親会などの関係機関の協力を得ながら里親制度に関する普及啓発等を集中的に行っております。
具体的には、政府広報の一環として行うラジオの定時番組であります、「杉浦太陽・松井玲奈 日曜まなびより」での里親制度の紹介、それから里親制度に関する情報を発信する特設サイトの開設、里親制度シンポジウムの開催、SNS・テレビCM・新聞・ウェブ広告等の様々なメディアを通じた呼びかけ、公共交通機関でのポスター掲示等による広報啓発等を行っております。今、ポスターを皆さんにご覧いただいておりますが。
里親制度は、保護者による虐待等の理由で家庭での養育が困難なこどもに、豊かな愛情と正しい理解を持つ養育者が、安定した家庭環境の中で健全な育成を図る制度であって、我が国の社会的養護の重要な柱であります。
報道関係の皆様におかれましては、社会全体で里親を支援する機運を高めていけるように、里親制度への御理解と周知への御協力をお願いするところでございます。ありがとうございます。
続きまして、共生・共助の担当といたしまして、ともともフェスタ2026開催についてお知らせいたします。
10月9日(金)と10月10日(土)の2日間にわたりまして、お手元にチラシもお配りしていると思いますけれども、「ともともフェスタ2026~出会う、ふれあう、未来がかわる」を開催いたします。
昨日、本イベントの企画・運営を行っている障害者団体の皆様からなる実行委員会に私も参加させていただきました。昨年以上に障害のある方とない方、どなたでも共に楽しみ、交流ができるイベントとなるよう準備を進めているところでございます。今年はより多くの交流が生み出されますように、東京駅の目の前にある行幸通りで開催をいたします。ぜひ皆様に御来場いただいて、共に楽しむ経験を通じて、障害の有無を超えた交流・相互理解が広がっていくことを期待しておりますので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
2.質疑応答
- (問)こども政策担当大臣としてお伺いします。政府は6月のこども政策推進会議で、多様な体験機会の拡充や居場所づくりを重視する姿勢を打ち出しました。また、高市政権は、こども政策を少子化対策や福祉対策にとどめず、人材育成や成長戦略にもつながる「未来への投資」として位置づけています。子どもの遊び場や居場所づくりは、こうした高市政権のこども政策の中で、どのような意味を持つと考えていますか。また、こども政策担当大臣として重点的に取り組みたいことがあれば教えてください。お願いします。
- (答)まず、お尋ねのことですけれども、地域のつながりの希薄化とか少子化の進展など社会構造の変化によって、かつて自然に得られていた遊びとか体験の機会が失われつつあるそんな状況の中で、全てのこどもが安心して過ごして、挑戦とか成長の機会を得られる、そんな環境を整えることが必要と考えております。
このために、政府が本年6月に策定いたしました「こどもまんなか実行計画2026」におきましても、多様な体験機会の拡充とか居場所づくりを重点的に進めることとしておりまして、こどもたちの健やかな成長を支える成育環境の充実を図ることとしております。遊び場とか居場所づくりですけれども、こどもたちが多様な遊びとか体験、人とのつながりを通じて、将来にわたってウェルビーイングを高めながら成長していくための基盤づくりでありまして、「未来への投資」ということを考えております。
こども政策については、少子化の分野に加えて、いわゆる「3要領・指針」、この一体的な見直し、それから0~2歳児の保育料の負担軽減を含む幼児教育・保育の分野の取組、それからこどもの貧困、自殺対策、それから児童虐待の防止、こうした幅広い分野で様々な課題が山積していると認識をしておりますので、こうした課題について、これまでの経過とか議論の過程を十分に見据えながら、一つ一つ丁寧にスピード感を持ってやっていきたいと思っております。前回の会見でも申し上げましたけれども、そうしたことについて、まだ今、レク中でもありますし、しっかりとその問題点を認識しながら、分析しながら取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 - (問)こちら、今日報告されていたフィジカルAIの視察に関連してなのですけれども、これは大臣としてどういった狙いを持って視察に臨みたいというふうにお考えでしょうか。
- (答)まず規制改革について、やはりしっかりと取り組んでいきたいという思いがまずはございます。それで、この歩行型ロボットの公道実証に取り組んでおられる企業さんから、いろいろと要望もいただきまして、それに対応もさせていただいております。
このロボットが公道を使用して、それを実証実験していく、あるいは対応していくことについてのいろいろな規制がありますものですから、それに対する対応等を各省庁と協力しながら前向きに進めてきたという経過がありますので、そうした状況についての実証の状況、現況について説明をいただいて、私自身の目で確認しながら、さらに問題点があれば、進めることは進めていきたいというふうに考えています。
それで、こうした制度・規制改革を進める中で、やっぱり課題の認識というのはもう少し深掘りを自分自身もさせていただいて、AIの社会実装を一層進めていきたいと、そういう思いで取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 - (問)大臣就任会見で、確か行革審とかそういうところに現場で取材されていたと。あれは確か、大槻文平さんとか、瀬島龍三さんですね。あの当時は臨調のあとで、改革というと追い風が吹いていたわけですけれども、唯一こちらに入られまして、この1週間で事務局を見まして、行革、規制改革に風が吹いているというか、どんな体感を感じておられるのか。当時を振り返って、今の感想を伺いたいのですけれども。
- (答)当時は土光臨調の時代であって、私は中曽根内閣の中で番記者をし、それから対応についての取材をさせていただきました。
当時はやはり大きな熱量といいますか、改革に対する思いが非常に各省庁ともにあったというふうに思っています。それをずっと今継続されて、その中で行革としての、先般もレクチャーいただきましたけれども、レビューという形で取り組んでいます。ですから今の中で、そうしたかつての思いというのはずっと引き継がれて、行革というのは連綿と続いているという認識は受けております。ただし、さらに突っ込んでいくこと、さらに改革していくことということについては、もう少しそれぞれ点検しながらやっていく中で、まだまだ私はあるのだろうと思っていますので、そうしたことの役割をしっかりと進めていきたいなというふうに思っています。もともと維新の会は改革を進めるために生まれた政党ですから、そこをしっかりと進めていくために私は就任させていただいたと思っております。 - (問)歴代改革大臣で印象に残ったのは20年のときに河野さんが出てきて、ハンコゼロをやったわけです。これは私はある種のここ10年来で行革らしい行革をやっているなと。それがもしかしたら外から来た、維新の改革大臣ならばできるのではないかと。改革って最初の100日間で、真価を問われるというか、後からスタートするのではなくて最初にやらないと、というのもあるのですけれども、職員の皆さんの協力を得まして、維新流の100日プランを作る考えはないか伺いたいです。
- (答)今ですね、まだその辺の点検を、まず過去の経過というのを見させていただいているところでございますので、おっしゃるようにこれから正念場だと思っておりますから、しっかりとやっていきたい。特に臨時行政調査会の復活を求める声とか要望とかもありますので、そうしたことにも耳を傾け検討しながら、今後の取組についてしっかりと、まずは、どういうことをやっていくかということをプランを立てていきたい。こういうふうに思っておりますので、ちょっと少し見ていただければと思います。
(以上)