小野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年5月19日

(令和8年5月19日(火) 9:04~9:10  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。人工知能戦略担当の大臣として報告をいたします。
 本日、AI戦略本部の下に設置された「人工知能戦略専門調査会」の第5回会合を開催し、これに出席をする予定です。
 本会合においては、昨年12月に策定した「人工知能基本計画」の改定に向け、これまでに委員の皆様よりいただいた御意見を踏まえて、改定案の素案を提示し、議論を深めていただくこととしております。
 本年夏頃の人工知能基本計画の改定・充実に向けて、本専門調査会での議論を加速してまいりたいと考えます。
 

2.質疑応答

(問)先日、ムーンショット目標3のPD(プログラムディレクター)交代に伴って、新たに研究開発プロジェクトを推進するプロジェクトマネージャー、PMの14名が採用されました。今後、大臣として、どのような取組を期待したいのかお願いします。
(答)ムーンショット型研究開発制度の目標3では、研究開始から5年目の評価において、「2050年の目標達成に向けた2030年のターゲット」を変更し、汎用自律人型AIロボットの開発に重点を置くとともに、プログラムを大幅に見直すことといたしました。
 プログラム見直しの中で、新たに選定したPDのもとでプロジェクトマネージャーの新規公募を行い、募集結果を先週金曜日に科学技術振興機構(JST)より公表いたしました。
 具体的には、知能と身体の研究開発を統合的に進めるプロジェクトマネージャー3名、そして部分的な専門研究を進めるプロジェクトマネージャー4名、新規性の高い要素研究を進めるプロジェクトマネージャー7名の計14名を採択しており、幅広い分野から多くの若手を含む研究者を採択したと承知をしております。
 今後、新たなPDのリーダーシップの下で、各プロジェクトマネージャーが連携しつつ、それぞれ挑戦的な研究に取り組んで、2050年の目標達成に向けて、2030年のターゲットである、「特定現場・特定タスクでの汎用自律人型AIロボットのプロトタイプ開発」などが達成されることを期待しております。
 
(問)永住権に関してですが、永住権問題の原点は、安倍首相が2013年9月25日、ニューヨーク証券取引所での次の発言、「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」この発言を引用すると、嘘だという人がほとんどなんです。なぜかというと、日本で報道されていないから。2017年6月5日、第23回国際交流会議『アジア未来』の晩餐会で安倍首相は、「一定のポイントを上回る人なら、日本でたった1年働けば即座にグリーンカードを申請できます。スピードにして、世界最高水準です」と断言していました。この法律の盲点を悪用した永住権取得には、ゲーム・アニメの仕事をするのが一番近道と、大量の中国人が美術大学や芸術大学経由で永住権の取得が現実化しています。この安倍首相の発言から実施された高度人材のアニメ・漫画を中心に中国人が7割に達し、2015年頃の数千人から2024年には約2万8千人に急増していることは大臣も把握されていると思いますが、単なる人手不足だけで漫画・アニメ業界に中国人が集中しているわけでなく、永住権取得の抜け道として利用されていることが明らかになり、アニメ・漫画業界を悪用した移民目的の中国人が増えている現状を外国人対策、クールジャパン担当大臣の御見解をお聞かせください。
(答)まず初めに申し上げておかなくてはならないことは、言葉に気を付けていただきたくて、我が国においては永住権ではありません。永住は権利ではないんです。永住許可です。要件を満たした上での許可ですので、永住権と言われると、権利であるかのように誤解をされますので、我が国では永住許可であるということは、気を付けて発言をしていただきたいと思います。
 その上で、高度専門職や永住者等、個々の在留資格については、所管省庁である法務省にお尋ね願いたいと思いますが、その上で、外国人との秩序ある共生社会推進担当大臣として申し上げると、本年1月に取りまとめられた「外国人の受入れ・秩序ある共生のための総合的対応策」では、今後、永住許可基準について、独立生計要件や国益要件を見直すことなどを検討しております。
 担当大臣としては、法務大臣と連携し、永住許可の一層の適正化に向けて、「総合的対応策」に盛り込まれた各種取組をしっかりと進めてまいりたいと考えます。
 
(問)このポイント制度も、5年が3年に緩和されたり、緩めて、それで増えていっているんです、中国人が。そういうところの改正というのはないでしょうか。
(答)ポイント制度も含め、全ての在留許可について、今、適正化しているところでございますので、ライフハックのようなことはさせないということは当然です。
(問)結果を注目しています。
(答)ー

(以上)