小野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年4月14日
(令和8年4月14日(火) 9:05~9:10 於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)
1.発言要旨
冒頭発言なし。
2.質疑応答
- (問)おはようございます。第7期科学技術・イノベーション基本計画についてでございます。こちらで明記されたデュアルユース研究や安全保障研究につきまして、基本研究では、政府の役割として「デュアルユースを含む先端技術を戦略的に推進し、産学官連携を深化させる」としています。この研究推進については、内閣府が政府をリードして取り組むのでしょうか。各府省庁の役割を教えてください。また、基本計画では「防衛省の基礎研究等に研究者が躊躇なく参画できるよう、関係府省庁が連携して、周知・理解推進に取り組む」とあります。こうした周知や理解増進について、内閣府の役割とともに、文部科学省や防衛省とどのように連携していくのか、大学や研究機関の研究者にどのようにアピールをしていくのか、具体的な施策も含めて教えてください。
- (答)先般閣議決定された第7期科学技術・イノベーション基本計画においては、「科学技術と国家安全保障との有機的連携」のもと、デュアルユースを含め、先端技術の研究開発及び社会実装を戦略的に推進し、産学官連携を深化することとしております。
その推進に当たっては、既に関係省庁において実施されている施策もございますが、今後、関係省庁との連携を強化した上で、内閣府において更なる施策の検討を主導してまいりたいと思います。
また、大学・研究機関、スタートアップ、企業などの協働が鍵であるとの認識のもと、研究者が躊躇なく参画できるよう、内閣府に加え、文部科学省や防衛省をはじめとする関係府省庁の協力により、これらの多様な関係組織との対話を進め、周知・理解増進に取り組んでまいりたいと考えております。 - (問)おはようございます。弊紙報道などにより、ソフトバンクとNEC、ホンダ、ソニーグループの4社が中核となり、国産AIを開発する新会社「日本AI基盤モデル開発」を設立したことがわかりました。日本を代表する企業が結集して大規模な国産AIを開発し、先行する米国や中国を追い上げようとする動きが見られることについて、AIの戦略を所管する大臣としての御所感などをお聞かせください。
- (答)ご指摘の報道、もちろん承知しているところではございますが、民間企業における個別の事柄に対してコメントすることは差し控えたいと思っています。
その上で、一般論として申し上げれば、AI基本計画においても、「我が国が独自にAIを研究開発し、自律的な運用ができる能力を強化するため、基盤モデルやアプリを含むAIエコシステムについて、戦略的かつ統合的に国内で構築する」と掲げておりまして、これに向けた民間企業の取組は非常に重要であると考えています。
引き続き、我が国におけるAI開発力の強化に向け、関係省庁と連携しながら必要な取組を推進してまいりたいと考えます。 - (問)AIを所管する大臣にお伺いしますけども、米国の財務省がClaude MythosというAIアプリがあまりにも高性能過ぎて、金融機関が使っているソフトウェアの脆弱性などを見抜いてしまうということで、向こうでは財務省が金融機関に対応を要請したということなんですけど。金融機関に限らず、これだけ優れたAIが出てくると、いろいろとメリット、デメリットあると思いますけども、Claude Mythosへの対応を今後、政府に求めていくかもそうなんですけど、それに限らず、AIに関するメリットとデメリットについて、今後どうか、何か対応していく考えはありますでしょうか。
- (答)御指摘の報道、承知しております。本件については、まずは情報収集や分析を行ったうえで、必要に応じ適切に対応してまいりたいと考えます。
本件に限らず、技術革新が著しいAIについては、技術や国内外の動向等を継続的に把握するということは、政府として随時、適切な対応を講じていく上で、極めて重要であると考えています。
内閣府としては、本件も含め、AIの技術動向について、AISI(AIセーフティ・インスティテュート)や関係省庁と連携して、情報収集、分析を行い、必要に応じて適切に対応してまいりたいと思います。
(以上)