あかま内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年8月28日

(令和8年8月28日(金) 10:28~10:42  於:中央合同庁舎8号館1階S101記者会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。まず私のほうから冒頭3点申し上げます。8月27日からの大雨についてまず申し上げます。本日8時時点でございますが、人的被害は報告なし、住家被害でございますが、石川県において県公表で床上浸水113棟、富山県においては床下浸水1棟となっておりますが、現在も調査中です。この大雨によって被害に遭われた全ての皆様にお見舞いを申し上げます。
 今般の大雨について、政府といたしましては官邸に官邸連絡室を設置をして情報収集などに当たっているほか、27日午前、関係省庁災害対策会議を開催をいたしまして関係省庁に十分な体制確保を促すとともに、国民の皆様に安全確保の呼びかけなどを行ったところでございます。さらに、27日からふるさと防災職員を石川県庁及び富山県庁へ2名ずつ派遣をしたところです。引き続き、台風や前線の影響を受けやすい季節が続きます。国民の皆様におかれましては、レベル5大雨特別警報が発表された際はむやみに移動せず、安全な場所で状況が落ち着くまで待機することであるとか、冠水道路への侵入は命に関わる危険があるため、やむを得ず車を使う場合は冠水箇所を避けることなど、命を守る行動を是非お願いをしたいというふうに思います。
 気象庁や各地の気象台が発表する最新の防災気象情報等に十分御注意をいただいて早め早めの対応、万全の対策をとっていただきますようお願いを申し上げます。政府といたしましては、引き続き、警戒を怠らず緊張感を持って臨んでまいりたいというふうに考えております。
 続いて2点目でございますけれども、令和8年熊本地震に関わる予備費、この件について申し上げます。令和8年熊本地震について昨日、政府の非常災害対策本部において被災者の生活と生業支援のためのパッケージを決定をし、先ほど閣議において関連する予備費について閣議決定されました。防災担当関係では、総額363億円を計上いたしております。具体的に申し上げます。まず1点目、応急仮設住宅の提供であるとか井戸の洗浄・補修、こういったことなどの救助業務を行う地方公共団体の支援、2点目、長期化する避難生活のニーズに沿った物資の支援、3点目、住居が全壊、大規模半壊などの世帯に対する支援、こうしたことなどに要する経費となっております。なお、今回の予備費使用の詳細につきましては事務方にお問い合わせをいただきたいというふうに思います。
 政府といたしまして、引き続き、被災地の状況を丁寧に把握しながら、関係省庁が一体となって被災者の皆様に寄り添った支援を切れ目なく実施をしてまいりたいというふうに考えております。
 続いて、3点目について申し上げます。3点目は、総合防災訓練についてであります。8月30日から9月5日まで、この間は防災週間とされております。全国各地で訓練や防災イベントが実施されるというふうな予定となっております。政府においては、9月1日、防災の日に総合防災訓練を実施いたします。この訓練においては、千島海溝地震、日本海溝地震を想定し、全閣僚参加のもと、官邸と北海道、青森県及び釧路市とのテレビ会議など、緊急災害対策本部の運営訓練を実施する予定であります。その後、総理にあっては神奈川県厚木市、ここにおいて実施されます9都県市の合同防災訓練、9都県市総合防災訓練の現地会場、ここに御視察いただく予定となっております。我が国は自然条件から地震、台風、豪雨等により様々な災害、場所を問わず発生しやすい環境にあると認識しております。今年も7月には熊本地震、また今月8月には千葉豪雨が発生するなど各地で災害が発生し、また近い将来には千島海溝地震、日本海溝地震、首都直下地震等、首都直下地震及び南海トラフ地震なども、そういった国難級の巨大地震の発生も危惧されておるところであります。このような災害による被害、これを減らすといったためには、日頃の私たちの努力によって可能となるというふうにも思っておりますので、日頃から正しい知識、これを学んで訓練等を通じながら災害に実践的な備え、こうしたものをしっかりと構築する、このことが重要だというふうに認識しております。もちろん国民の皆様方におかれましても、こうした機会に是非それぞれのお住まいの地域だとか立場で防災について、災害に備える、そうした機会というふうに理解いただいて積極的に訓練、または防災イベントに御参加いただきますよう、私からお願いいたしたいというふうに思います。以上でございます。

2.質疑応答

(問) 今日で熊本地震の発生からは1か月になります。冒頭の御発言の中でも被災者、そして避難者への支援というお話ありましたけれども、改めて避難所であるとか、今後、生活環境の改善に向けてどのように取り組んでいくお考えか、改めてお伺いします。
(答) 今、御指摘にありました熊本地震発生から1か月、我々内閣防災といたしまして避難所、または生活環境、もちろん避難所のみならず熊本地震にあっては軒先避難等々もありました。そういった被災者の生活環境、これをいかに高めていく、いかに過去のような条件が悪い避難所、そこに長らくというわけにはいかないという話で、意識して取り組んでまいりました。政府において、発生直後速やかに昨年から制度として発足しておりますふるさと防災職員、こうした制度の中でふるさと防災職員を派遣し、また政府全体でそれぞれの省庁が多くの職員、これを派遣し、具体的にはDMATであるとか、もちろん警察、保健師等々のチーム、避難所をまさに巡回、さらには巡回するとともに我々、言葉としていわゆるアウトリーチという言葉、こちらから積極的に声をかける、こちらからいかがですかというふうな形でアプローチする、こうしたことを取り組んでまいりました。被災者のニーズ、また課題、それぞれのおかれている状況をそれぞれの立場、それぞれの役回りの方々が拾っていく、それに対してしっかりと答えていくこと、そうしたことをもって避難生活、避難所環境の整備、さらにはよりハード面と言っていいのかどうか、避難所によっては冷房の使えなかった避難所、ここにあっては熱中症予防という話で、発災当初から電源車であるとか、これを確保して被災地に送ったり、またいわゆるスポットクーラーであるとか冷房施設、これもプッシュ型で支援をしたところで、いわゆる冷房の効いた施設、こういったものが提供できるようにやってまいりました。もちろん避難所環境という話であれば生理用品をはじめとする様々な物資、こういったものもあるでしょう。そういったものについてもプッシュ型支援という形でそれぞれの被災地の拠点に送ってそれらがスムーズにというふうにやってまいりました。いずれでも、フェーズフェーズでもまたニーズというものは変わってくると思いますので、それらをしっかり拾う努力、これにはどうしても手間、人というものがかかるかもしれませんが、我々は各省庁、関係省庁一丸となってそうしたニーズの把握に努めてしっかりと避難生活の環境、これを改善していく、より良いものに、また状況というものをさらにいい方向にしてまいりたいというふうに思っております。以上です。
(問) 冒頭、御説明ありがとうございました。1点御質問です。昨日、高市総理大臣が熊本地震と千葉豪雨の関係閣僚会議で防災庁の設置も視野に入れながら、来年の出水期も見据えて検討会の立ち上げをあかま大臣に指示されました。検討会設置の狙いを教えていただければと思います。また、具体的に何を検討していくのか、検討会のメンバーや今後のスケジュール感についても、現時点のもので構いませんので合わせてお願いします。
(答) 昨日の非常災害対策本部における総理からの指示、これを踏まえてということでございますが、その意味ではスケジュール感であるとかどういった構成メンバーという形は現時点で明確に確定したものはございませんが、いずれでも速やかにということ、これはしっかり捉えていかなければならない。御案内のとおり、確か現地にいらっしゃったよね。都市型災害、わずか1時間、2時間の中でああしたいわゆる水量、水、冠水、浸水ということが出る中にあって、また日中という中であっては多くの方々が動いている時間帯だからこそああいった帰宅困難者であるとかということがあります。内水氾濫の怖さというものを改めて、どのような時間帯にどのような場所、都市部なのか、また違う場合、また場合によっては海抜が高い低いという状況、様々あると思います。ただ、その怖さというものを踏まえてあれだけ、例えば千葉豪雨にあってはいわゆる被災車両、今ではそう称していますけれども、あれが2,000台、3,000台近くある、さらには保険の被害請求1万3,000というオーダーですから、やはり大きな内水氾濫については我々は対策をしっかりとさらに詰めていかなければならないということを認識しておりますので、速やかに立ち上げていかなるメンバーを持ってどのような観点から対策を講じていくのかというものを近いうちにまた速やかに対応して皆様方にお伝えしたい、そう思っております。
(問) ありがとうございます。いわゆる大テーマとしては今回、千葉豪雨で広範囲にわたって被害が及んだ内水氾濫などの対策の議論を深めていくと言いますか、そういったものが大方針というか、大テーマになるのでしょうか。
(答) それ以外に何が、どういったものを含むのかとかと言ってもらえると助かるのだけれども、基本的にはそのラインですが、どこまで指しているのかがちょっと今見えなかったので、いいのかな。

(以上)