あかま内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年6月5日

(令和8年6月5日(金) 8:36~8:43  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。本日、私の方から冒頭1件、昨今、少年が匿名・流動型犯罪グループに関与し、凶悪な犯罪を実行する事案が相次いでおります。国家公安委員会委員長として、子どもたちに対して今後の幸せな人生に向けて闇バイトで人生を棒に振らないために知っておくべき5つのことをお伝えしたいというふうに思います。闇バイトは必ず捕まります。先輩、友達からの誘いでも応じてはいけません。銀行口座やスマートフォンを売ってはいけません。外国に渡航すれば二度と戻れなくなるかもしれません。警察に相談すれば必ず保護いたします。今申し上げたことについて、今後、文部科学省やこども家庭庁の協力も得ながら、夏休みに入る前までに教育機関を通じて、または警察官が直接学校を訪問するなどして全国の中学生・高校生等のこども達に対して匿名・流動型犯罪グループに関与し、いわゆる「闇バイト」に参加することがいかに危険であるかについて伝える取組を進めてまいりたいと思います。私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問) 首都直下地震を見据えて政府が推進するマンションでの「在宅避難」についてなのですが、マニュアル作成などの具体的なスケジュール感と狙いをお聞かせください。
 また、「災害時は避難所へ」という固定観念を持つ住民に対して、自宅待機を促すための効果的な呼びかけや、それを支える具体的な方策がどうあるべきとお考えかを教えてください。
(答) マンションなどでの在宅避難についてでございますけれども、大規模災害が発生した場合、特にマンションの多い大都市部では避難所のリソースが不足する恐れ等が指摘をされております。従って、避難所の確保をしっかり進めること、併せて住民の方々の理解と協力の下、在宅避難、特にマンションでの在宅避難ができる方々を増やす取組、これが必要であるというふうに考えております。災害時には在宅避難が可能と思われるマンションにおいても、ライフラインの被害やエレベーター等の長期間の停止など、居住者の避難や生活への支障が生じる可能性、これがあります。このため、今年度から在宅避難を含めたマンション防災のマニュアル作りに必要な優良事例の収集であるとか、課題抽出、防災訓練の実施、優良事例であるとか、課題の抽出、防災訓練の実施、有識者会議の開催を予定しております。
 災害による被害、これを最小限とするため、行政による「公助」、これに加えて自ら助かる行動が取れる「自助」、そして「共助」の取組も重要でありますので、マンションにお住まいの皆様におかれては日頃から御近所でのお付き合いの輪を広げておくこと、在宅避難に向けて家具の固定をすること、さらに水や食料を備蓄すること等の対応をお願いしたいというふうに思います。
 今後でございますけれども、内閣府といたしましては関係省庁等と連携をして、実効性が高く、統一性のあるマンション防災のマニュアルの検討を進めてマンションにおける在宅避難の浸透、併せて定着を図り、在宅避難を促してまいりたいというふうに考えております。
(問) 長崎県の雲仙・普賢岳の噴火災害から35年という節目が先日あったのですけれども、記憶ですとか教訓の継承、また専門人材の育成とか、そういったところに課題が指摘されているというふうに認識しています。今年は防災庁の設置も予定されていると思うのですけれども、そういう火山防災の取組に内閣府としてどのように取り組むのかということで、大臣のお考えをお聞かせください。
(答) 今お話がありました雲仙・普賢岳、あれは平成3年6月3日に発生したということでございます。火砕流によって死者・行方不明者43名という甚大な被害をもたらした大きな災害でございました。改めて私からもこの災害で亡くなられた方々、心からの哀悼の意を表したいというふうに思います。
 併せて火山噴火、これは頻度が低いということで、噴火形態がまた多いということ、多様であるということ、特に自治体等で従事する人材の育成、これが大変重要であるというふうに思っております。雲仙・普賢岳の噴火をはじめとした過去の火山災害における教訓、これを踏まえながら取組、これを進めてきたところであります。まず、火山防災に関わる専門的な知識、これを身につけるためのオンデマンド形式の火山防災研修、これの実施であるとか、各地域の取組事例であるとか、過去の災害対応などの紹介または共有するための全国の担当者会議、こうしたものの開催であるとか、地方公共団体の職員が火山防災に関する専門的な知識を習得する上で必要となる経費、これに関わる特別交付税措置などなど取組を行っております。引き続き、今おっしゃったとおり様々な形態、様態がありますから、それらを踏まえて、その教訓をいかに生かすか、いかにそれらを知見を蓄えていくか、それをどう取組に生かすか、これが重要だというふうに思っております。

(以上)