黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年5月29日

(令和8年5月29日(金) 9:20~9:29  於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1.発言要旨

 こども政策担当大臣として、10万人の総合調査に関する御協力のお願いを申し上げます。「若者10万人の総合調査」は、若い世代の実態を明らかにし、的確かつ効果的な政策の展開につなげていくことを目的とし、15歳~39歳までの若者10万人を対象としたウェブアンケート調査を柱として実施するものであります。
 今般、より多くの若者の御意見をお伺いし、より実態をとらえた調査となるよう、「こども若者★いけんぷらす」の仕組みを通じて、どなたでも参加可能なアンケート調査を実施することといたしました。
この仕組みでのアンケート調査の調査期間は、本日5月29日から6月28日までを予定しております。現在、「いけんぷらす」に登録されていない方でも、6月24日までに御登録いただければ参加可能となっております。多くの皆様のお声を反映したいと考えておりまして、「いけんぷらす」に登録可能な15歳以上の若者の皆様におかれましては、ぜひ、「いけんぷらす」に御登録いただき、ふるって調査にご回答いただきますようお願いいたします。詳細は、こども家庭庁総合政策担当EBPM(合理的な根拠に基づく政策立案)推進室にお尋ねください。
 次に、消費者および食品安全担当大臣としてお知らせします。本日から、消費者庁と環境省が連携し、「令和8年度食品ロス削減推進表彰」の募集を開始いたします。この表彰事業は、食品ロス削減、食品寄附促進の取組に焦点を当て、消費者等に対し広く普及し、直接的な波及効果が期待できる優れた取組を実施した方を表彰するものであります。現在、食品ロス削減、食品給付促進については、食品ロス削減の目標の達成に向け、消費者庁が司令塔となり政府一体となって取り組んでいるところです。さらなる推進のためには、国民がそれぞれの立場で自発的に取り組むような社会的機を調整する必要がございます。
 私は先日、株式会社ローソンの本社および店舗を視察し、テクノロジーも活用した事業者の様々な工夫による食品ロス削減の推進の重要性を再確認したところであります。本表彰には、事業者や団体のみならず個人の方々を含め、全国で様々な工夫を凝らして食品ロス削減、食品寄附を進める皆様に振るって御応募いただきたいと考えております。それらの先進的な取組の表彰を通じ、全国で食品ロス削減、食品寄附がより一層広がることを期待しております。なお、本年度の応募の締め切りは7月31日を予定しております。有識者等による審査の上、9月下旬を目途に大臣表彰等の受賞者を決定する予定であります。
  最後に、男女共同参画担当大臣として報告します。明日30日に、独立行政法人男女共同参画機構(JGEPA)を訪問いたします。女性が活躍でき、暮らしやすい地域づくりに当たっては、全国各地の男女共同参画センターが地域における女性活躍の拠点として、企業や経済団体を含めた関係者と連携・協働していくことが必要であります。例えば、企業や経済団体向けの研修の提供等を通じ、管理職や役員への女性の登用を着実に進める後押しを行っていくなど、全国各地で地域の実情を反映した実効的な取組を進めていただきたいと考えております。
 このため、本年1月には、内閣府から地方公共団体に対しガイドラインを示しているところであります。JGEPAは、男女共同参画センターを強力に後押しする機関として、本年4月に発足いたしました。組織の発足にあたっては、私から役員の皆様に対して、全国各地の男女共同参画センターを真に地域の女性活躍に貢献するものとすることや、これまで必ずしも十分でなかった企業や経済団体とのつながりを作ることなどをお願いさせていただきました。明日は、その検討状況について確認するとともに、業務に携わる職員の皆様を激励したいと考えております。
 また、今後、JGEPAにおいて、全国の地方公共団体や民間団体などの皆様とともに様々な事業を展開していく予定であります。今後の展望について意見交換を行ってまいります。詳細は男女共同参画局にお尋ねください。以上です。

2.質疑応答

(問)巨人の阿部慎之助前監督が長女に暴力を振るってしまった事件で、SNSでは今、児童相談所に通報した長女さんに対して、そうするべきではなかったと誹謗中傷であったりとか、あとは、親から子どもへの暴力を家庭内の揉め事だとか家庭内暴力、虐待を矮小化するような投稿が溢れている現状があるのですけれども、こども政策担当大臣として、その現状をどのように御覧になっていらっしゃいますでしょうか。
(答)SNS上で人を傷つけるような誹謗中傷の投稿を行うことは絶対許されないものであると考えています。個別の事案について申し上げることは差し控えますが、その上で、あくまでも一般論として申し上げれば、暴力はあってはならない。また、もしお子さんが親御さんから叩かれたり、嫌な思いをさせられ親御さんとの関係に悩みを抱えている場合には、躊躇なく児童相談所にご相談いただきたいと考えています。
(問)ありがとうございます。こうしたSNSへの騒動がまだ収まらないということは、今虐待を受けているお子さんがそれを見てしまうと自分は暴力を受けていて苦しいのだけれども、通報するとやはりこうやって親は逮捕されてしまうのだというふうに思ってしまって通報はやはりやめておこう、自分の中でとどめて我慢すればいいのだというような思いを抱えてしまうお子さんもきっといるのではないのかなと思うのですけれども、そういうお子さんに向けて改めてメッセージをいただけますでしょうか。
(答)先ほど申し上げましたが、もし、お子さんが親御さんから叩かれたり、嫌な思いをさせられ、親御さんとの関係に悩みを抱えている場合には、躊躇なく児童相談所に御相談いただきたいと考えています。
 そのために、こども家庭庁では、どこからでも担当の児童相談所に速やかにつながる通告・相談ダイヤル、「189(いちはやく)」や、スマホで親との関係の悩みを相談できる「親子のための相談LINE」を運用しています。どちらも皆様の思いや悩みに寄り添って相談に応じ、相談内容の秘密も守られます。皆様を虐待から守るために、「189(いちはやく)」や「親子のための相談LINE」にぜひ躊躇なく御相談いただきたいと思います。

(以上)