黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年5月22日

(令和8年5月22日(金) 9:24~9:29  於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1.発言要旨

 男女共同参画大臣として報告します。本日、令和7年度の「各政党における男女共同参画の取組状況と課題」について調査結果を公表いたします。毎年、内閣府においては、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」の趣旨に沿って、国政政党における女性候補者の割合を高めるための自主的な取組の状況などについて調査を行っているところです。今年の調査では、各政党において独自に取り組むこととした女性候補者の割合を高めるための取組について、着実に実施していただいている状況が確認されました。具体的には、女性候補者に関する数値目標の設定や女性を対象とした候補者の公募、女性議員を積極的に役員に登用することやハラスメント防止のための研修会等の実施などが各政党において進められています。昨年10月には高市早苗内閣総理大臣が就任され、我が国においても女性が政治の中心にいる風景が生まれました。高市総理の就任によって多くの女性が勇気づけられていることを私自身、様々な活動を通じて実感しております。これを契機に、今後さらに具体的に立候補を考える女性が増え、そしてそうした女性の政治分野への進出を支える環境を整える必要があると考えています。
 このため、今後然るべきタイミングで、各政党に対し、「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」の趣旨に沿って、国政選挙および地方選挙における女性候補者の割合を高めることについて要請を行いたいと考えています。来年春に実施される統一地方選挙においては、多くの女性の立候補者が出ることを期待しております。詳細は内閣府男女共同参画局にお尋ねください。以上です。

2.質疑応答

(問)東京都町田市で10代の少女を自宅の押し入れに監禁し、低体温症にさせるなどした疑いで、今月、両親と兄が逮捕された事件についてお伺いいたします。都町田児相には、少女への虐待を疑う通報が寄せられていたものの、国が児童相談所運営指針で定める「48時間以内の安全確認」がなされていなかったことが報じられております。この件について、こども政策担当大臣としての受け止めをお願いいたします。また、今後、48時間以内の安全確認の徹底を求めるための通知を出すなどの予定があれば、合わせてご回答お願いいたします。
(答)お尋ねの事案については、現在、警察において捜査等が行われているものと承知しており、個別のコメントは差し控えさせていただきます。その上で、こども家庭庁としては、児童虐待により重大事件が発生することを防ぎ、子どもの命と安全を徹底的に守らなければならないと考えています。このため、これまでも児童相談所運営指針において、虐待通告を受理したのち、原則48時間以内に児童相談所や関係機関において直接子どもの様子を確認するなど安全確認を実施するという全国のルールや、安全確認等により、子どもの心身の安全が脅かされる危機状況と考えられるときには、遅滞なく子どもの安全を守るため、一時保護等の危機介入を行うこと等について、全国の児童相談所に対してお示しをしているところでございます。
 さらに、今般の事案を受け、5月19日付で原則48時間以内の安全確認を改めて徹底する旨依頼する事務連絡を各自治体に向けて発出したところでございます。引き続き、子どもの命と安全を守るための対応について、あらゆる機会を通じて自治体に対して周知徹底を図ってまいりたいと考えています。

(以上)