黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年5月19日

(令和8年5月19日(火) 9:27~9:31  於:中央合同庁舎8号館1階S103会見室)

1.発言要旨

 男女共同参画・女性活躍担当大臣としてご報告します。
 先週5月14日(木)から15日(金)にかけて中国・上海を訪問し、「APEC女性と経済フォーラム2026」に出席してまいりました。現地では、ハイレベル政策対話において、「アジア太平洋における共栄のための女性の経済的エンパワーメントの促進」をテーマに議論を行いました。我が国からは、初の女性の内閣総理大臣、高市総理の下で、強い経済の実現を目指した取組を進めていくことや、政治、経済の中心に女性がいることによって多くの女性が勇気づけられて、進学や職業選択などにおいて新たな一歩を踏み出そうと考えている方がいらっしゃることを、私自身の様々な活動を通じて実感していることを述べてまいりました。併せまして、今後、17の成長戦略分野で女性の活躍の場を広げるべく取り組んでいることや、「新・女性デジタル人材育成プラン」に基づく人材育成と地域における活躍の基盤づくりについて我が国の取組を紹介し、議論に貢献してまいりました。さらに、紛争下の女性や女児の脆弱性等を踏まえた形で、ホルムズ海峡を含む事態の早期沈静化や、ウクライナにおける公正かつ永続的な平和の実現の重要性について、我が国の立場を訴えさせていただきました。他の国や地域から伺った政策から学ぶこともあったと考えております。
 最後に、フォーラムの成果として議長声明が発出されまして、女性に対するデジタルリテラシー教育や技能訓練によりSTEM分野における教育やキャリア形成を促進し、併せて女性に対する差別や暴力を根絶する取組を進めることなどが盛り込まれました。今回の出張で得た知見を今後の施策の参考としていくとともに、引き続き、国際社会と協調しながら、我が国の男女共同参画、女性活躍施策を発展させてまいりたいと考えております。以上でございます。

2.質疑応答

(問)本日、官邸では北海道の鈴木知事による北方領土の返還に関する要請が予定されています。ウクライナ情勢の悪化などに伴い、墓参などもできない状況となっていますが、洋上慰霊の開催予定など、返還や墓参の再開に向けた動きがあれば伺います。また、墓参の再開などに向けた意気込みがあれば改めて伺います。
(答)本日、官邸で北海道知事、元島民団体の代表者等と面会する予定であります。元島民をはじめ、北方領土返還要求運動等に献身的に取り組んでおられる方々の声をしっかりとお伺いする場としたいと考えています。また、お尋ねの北方墓参をはじめとする北方四島交流等の事業の再開は、日露関係における最優先事項の一つであります。政府として、ロシア側に対し、今は特に北方墓参に重点を置いて事業の再開を引き続き強く求めていく考えであります。御高齢となった元島民の方々の切実なお気持ちに応えるべく、事業が再開可能となった状況となった際には速やかに実施できるようしっかりと準備を整えてまいりたい、そのように考えております。

(以上)