黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年4月3日
(令和8年4月3日(金) 9:39~9:45 於:参議院本館3階内閣記者会3)
1.発言要旨
それでは始めます。交通安全対策担当の大臣として報告します。本日の閣議において、春の全国交通安全運動および「交通事故死ゼロを目指す日」の実施について、閣僚の皆様に対し協力をお願いしました。
皆様のお手元の資料をご覧ください。4月6日(月)から15日(水)までの10日間、春の全国交通安全運動を実施します。また、この期間中、ゼロの付く10日(金)を「交通事故死ゼロを目指す日」とし、国民のさらなる意識の向上や交通事故の発生の抑止が図られるよう一層の周知を行います。
今回は、次の3点を重点として掲げ、運動を推進します。
第1に、通学路・生活道路における子供をはじめとする歩行者の安全確保、第2に、ながらスマホの根絶や歩行者優先等の安全運転意識の向上、第3に、自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底、これらについて地方自治体や関係団体、多くのボランティアの皆様と力を合わせて効果的な運動を展開してまいります。なお、明日の4月4日(土)には、私が埼玉県越谷市で行われる春の全国交通安全運動出発式のイベントに出席します。津島副大臣は、4月6日(月)に青森県で行われる同イベントに出席して、交通安全を呼びかける予定であります。
春先には子供たちが新生活を迎え、通学時の安全確保に一層の目配りが必要となります。また、大人も新生活で慌ただしくなり、一層交通事故に注意が必要です。全国の皆様お一人一人にご協力をいただくことが何より重要ですので、ぜひ御理解、御協力をよろしくお願いいたします。以上です。
2.質疑応答
- (問)一昨日4月1日からは新年度を迎え、入学や入社された方も多く、新しい環境に不安などを抱える人も多いと思います。今年1月にまとめられた厚労省の自殺者数の推移によりますと、去年と一昨年と4月に自ら命を落とされた方が多くなっています。こども家庭庁と孤独・孤立支援対策を所管する担当大臣として、メッセージがあればお願いいします。
また、昨年、子供の自殺者数がこれまでで最も多くなりました。これまでと同様の施策だけでなく、新たな施策の検討も求められると思いますが、改めてお考えお願いいたします。 - (答)この時期は、これまでのことに一区切りがついたり、新たな変化を迎えたりする人も多く、そうした中で気持ちが落ち着かなくなったり、疲れを感じたりする人もいるのではないかと考えています。そうした方々へのメッセージとしては、絶対に1人で悩みを抱え込まないこと、家族や友達など周りの誰かに悩みを相談してみてほしいこと、身近に相談できる人がいない場合は、電話相談やSNS相談などもあるので探してみてほしいこと、悩みに耳を傾けてくれる人は必ず見つかることなどを強く伝えたいと思います。
また、子供の自殺者数に関連してのお話でございますが、令和7年の小中高生の自殺者数については、御指摘のとおり538人と過去最多となりました。このことは、こども政策担当大臣、また孤独・孤立対策担当大臣として大変重く受け止めておりまして、対策は喫緊の課題であると考えております。
こども家庭庁では、こども政策の司令塔として、「こどもの自殺対策緊急強化プラン」や、昨年取りまとめました「こどもの自殺対策推進パッケージ」に基づく様々な対策を総合的に推進しております。今後は、この4月1日に施行された改正自殺対策基本法に基づきまして、新たに地域の関係機関が連携して対応する協議会の設置の促進に取り組んでまいりたいと考えております。
また、孤独・孤立の問題を抱える当事者やその家族に対する支援を行っていくことは自殺予防にもつながるものでありまして、担当大臣として、関係省庁や地方自治体、NPO等と緊密に連携しながら、孤独・孤立の予防に向けた取組を推進してまいりたいと考えております。引き続き、政府一丸となって総合的に対策を進めまして、子供が不安や悩み、孤独を1人で抱え込まなくても良い社会の実現に向けて全力を尽くしてまいりたいと思っております。
(以上)