黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和8年2月27日

(令和8年2月27日(金) 8:37~8:43  於:参議院本館3階内閣記者会3)

1.発言要旨

 
 こども政策担当大臣及び孤独・孤立対策担当大臣として3月の「自殺対策強化月間」についてお知らせいたします。
 先日公表しました、令和7年の小中高生の自殺者数の暫定値が532人と過去最多になったことは、改めて、こどもまんなか社会の実現を掲げる、こども政策担当大臣として、大変重く受け止めております。
 本日は、「自殺対策強化月間」の開始前に、関係大臣の連名で、子供たちや大人の皆様に向けたメッセージを発出することにいたしました。
 メッセージでは悩みや不安を言葉にしたり、誰かに話したりすることで、気持ちが落ち着くことがありますので、身近な人に話しづらいときには、SNSや電話で相談したり、「今はこれならできそう」と思う方法で、あなたの気持ちや悩みを聴かせてくださいと呼びかけております。
 また、身近な人の様子がいつもと違うと感じたときには、声をかけることや、特に子供たちと関わる大人の皆様は、子供たちの変化や、かすかなサインに注意するよう、お伝えをしております。
 こども家庭庁では、「こどもの自殺対策緊急強化プラン」を踏まえ、高校生を対象としたワークショップ、大人を対象とした講演会などの対象者に応じた広報活動に取り組んでおります。引き続き、こうした広報活動も活用しながら、こどもが自ら命を絶つことのない社会の実現に向けて、全力で取り組んでまいります。
 なお、本日発出するメッセージとともに、これまで発信してきた動画についても、月間中に再度周知する予定であります。報道関係者の皆様におかれましては、メッセージ等を御覧いただくとともに、周知に御協力いただきますようお願いを申し上げます。
 詳細は、こども家庭庁支援局総務課にお尋ねください。
 続きまして、こども政策担当大臣として、昨日公表した令和7年度「青少年インターネット利用環境実態調査」の速報値について一言申し上げます。
 調査結果については、事務方から説明したとおりでございますので、割愛させていただきます。
 今回の調査結果からは、インターネット上での経験として、「インターネットにのめり込んで勉強に集中できなかったり、睡眠不足になったりしたことがある」と回答したこどもが一定数いることも分かり、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境整備が重要であることを、改めて認識したところであります。
 政府では、昨年9月に課題・論点ごとに取りまとめた工程表に沿って、主務省庁ができるものから速やかに着手し、中長期の検討を要するものは、令和8年を目途に具体的な内容を取りまとめることとしております。
 また、本年1月には、こども家庭庁に、有識者等を構成員とし、青少年インターネット環境整備法の在り方等を検討するワーキンググループも設置したところでありまして、こうした場を含め、引き続き、しっかりと検討してまいります。
 詳細は、こども家庭庁成育局安全対策課にお尋ねください。
 以上です。

2.質疑応答

(問)昨日の国民会議についてお伺いします。
 初会合が行われましたが、税と社会保障の一体改革の議論が行われたと思います。こども政策担当大臣として、今後どのような議論の展開を期待されるか、また初会合の受け止めがあれば教えてください。
(答)昨日超党派の「社会保障国民会議」が設置され、高市総理御出席の下、開催された第1回会議に、私も出席いたしました。
 本会議では、まずは「給付付き税額控除」と「食料品の消費税率ゼロ」について同時並行的に議論を進めまして、その両者について、令和8年夏を目途に中間取りまとめを行うこととされております。
 「給付付き税額控除」等を含む「社会保障と税の一体改革」について、こうして国民の皆様に見える形で議論が進められていることは、非常に重要なことであると考えております。
 今後、本会議において、与野党の垣根を超えまして、実務者・有識者の叡智も集めた議論が、丁寧に、かつ、スピード感をもって進められ、成案が得られるよう、こども政策担当大臣としても必要な対応を行ってまいりたいというふうに考えております。

(以上)