あかま内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年12月12日
(令和7年12月12日(金) 8:32~8:36 於:参議院議員食堂)
1.発言要旨
おはようございます。私から冒頭に1件申し上げます。
本日の閣議において、「犯罪被害者白書」の決定がなされました。本白書では、令和3年3月に閣議決定された、「第4次犯罪被害者等基本計画」に盛り込まれた、具体的施策の令和6年度中の進捗状況等を紹介しております。
多くの方々に本白書を御覧いただき、犯罪被害者の方々に対する理解と関心をより一層深めていただくとともに、社会全体で犯罪被害者の方々を支える気運の醸成が図られることを期待しております。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
- (問)今週8日に発生した、青森県東方沖を震源とする地震について伺います。今回の地震発生後、内閣府では現地に調査チームを派遣し状況を確認する一方で、後発地震注意情報を受けて注意を呼びかけていると思いますけれども、これまでの政府の対応状況と今後の対応方針について改めて伺います。
- (答)8日に発生した、青森県東方沖を震源とする地震についてということでございますので、本日7時時点で人的被害として重傷3名、軽傷43名、住家被害として全壊1棟、一部破損6棟のほか、道路などのインフラ被害の報告を受けております。
被害に遭われた方々に、心からお見舞いを申し上げます。
政府といたしましては、「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の発表を受け、私自身も出席の下、関係省庁災害対策会議を開催いたしました。
地方自治体や関係機関と緊密に連携し、引き続き情報収集であるとか、災害応急対策、ライフラインや道路などのインフラの早期復旧、国民に対する後発地震注意情報の内容や、取るべき防災対応の情報発信等に取り組んでおるところでございます。
先ほどお話もあった、内閣府において調査チームを青森県庁に派遣しているほか、関係各省からも被災地にリエゾンを派遣しておるところでございます。
現地のニーズ、これを踏まえながら、今後とも適切に対応してまいりたいと思います。
なお、もう1点、私からの繰り返しのお願いとなりますけれども、後発地震は必ず発生するわけではございませんが、北海道から千葉県の太平洋側の地域にお住まいの皆様におかれましては、家具の固定であるとか、日頃からの地震への備えの再確認。これに加えて、揺れを感じたらすぐに避難できる態勢を維持しながら、社会経済活動を継続していただくようお願いを申し上げます。
以上でございます。 - (問)引き続いて、後発地震注意情報に関連してなのですけれども、間もなく初めて週末を迎えます。普段とは違う場所でお過ごしになる方などもいらっしゃるかと思うのですけれども、改めて、週末を迎えるということを踏まえて、呼びかけをお願いできますでしょうか。
- (答)改めての呼びかけというのは、今、申し上げたとおり、後発地震注意情報については、日常活動、社会経済活動については引き続き継続していただいて、ただ「日頃の備え」、また「特別な備え」というものをしっかりとしていただけると、何か起こった際にも速やかな対処、対応ができ得るのだと、「自身の命は自らで守る」という、そういった姿勢を是非強くしていただければありがたいと思っております。
(以上)