黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年11月14日
(令和7年11月14日(金) 8:28~8:34 於:参議院本館3階内閣記者会3)
1.発言要旨
消費者及び食品安全担当大臣及び地域未来戦略担当大臣として御報告申し上げます。
明日11月15日(土)の夜から明後日11月16日(日)にかけて徳島県を訪問します。
現地では、消費者庁新未来創造戦略本部、徳島県庁、徳島県消費者情報センター、とくしま生協、神山まるごと高専、徳島県立農林水産総合技術支援センターなどを視察するとともに、関係者との意見交換を行う予定です。
日程等の詳細については各部局までお尋ねください。
こども政策担当大臣としてお知らせします。
来る11月20日(木)、こども家庭庁をはじめとする行政機関や、こどもや若者の支援等の活動に取り組む団体、有識者、企業等が連携し共同で活動する、「こどもまんなか社会実現プラットフォーム」のキックオフイベントを開催します。
このプラットフォームは、様々な団体等が分野横断的に横につながる全国ネットワークとして、団体同士がお互いに知識や情報を共有・学び合い、活動の質が向上すること、団体同士の連携の機会が増え、団体の活動の幅が広がること、こども家庭庁の政策の情報発信・民間団体等との相互理解の場となることなどを期待して新たに創設するものです。
今回のキックオフイベント終了後には、プラットフォームの会員募集も開始します。
会員登録した団体には、研修会・交流会のイベントや会員団体が主導して実施する講演会・勉強会などのプラットフォームの活動への参加や、こども家庭庁からの定期的な情報提供を受けることを通じ、先ほど申し上げた期待されるメリットを享受することができます。
ぜひ、このキックオフイベントに多くの団体に参加いただき、また、イベント終了後、多くの団体に積極的に会員登録いただきたいと考えています。
こども家庭庁としては、このプラットフォームの枠組みも活用しながら、引き続き、官民連携して「こどもまんなか社会」の実現を目指していきます。
詳細については、こども家庭庁長官官房総合政策担当へお問い合わせください。
以上です。
2.質疑応答
- (問)先ほど冒頭発言にもありましたが、大臣は明日から徳島県を訪れ、消費者庁と地域未来戦略の視察を行われると思います。特に地域未来戦略本部は今週設置されたばかりで、初めての視察となりますが、視察の意義、特にどのような現場を視察して、どのような政策展開につなげるおつもりか具体的に教えてください。
- (答)今回の訪問では、明日の朝から消費者及び食品安全担当大臣として視察することとしており、消費者行政を進めるに当たり、いち早く、新未来創造戦略本部が行う先駆的な取組の施行や新たな政策課題に対応するための政策研究などの今後の消費者行政の一歩先を見据えた取組について把握したいと考えています。
地方消費者行政の関係では、消費生活相談の現場で対応する県・市の相談員や高齢者等の見守りに携わる方々と意見交換を予定しています。
また、とくしま生協では食品ロス削減の取組について視察を予定しています。
消費者の安心・安全の確保の最前線や持続可能な社会の実現に向けた現場の取組の視察を通じて、今後の消費者行政の推進のための理解を深めたいと考えています。
午後からは、地域未来戦略担当として、通常の高専のカリキュラムに加え、起業家精神も学べる神山まるごと高専の取組や、すだち等の地域資源を活用した付加価値の創出や新しいビジネスモデルの構築を目指す徳島県立農林水産総合技術支援センターの取組など、地方の持つ伸び代を活かしながら、地域の活力向上に取り組まれている事例を視察することとしています。
地域未来戦略本部の設置後初めての視察でありまして、今回の視察や意見交換を通じて、地方創生の取組の現場をしっかりと確認するとともに、地域未来戦略の検討に対する示唆を得たいと考えています。 - (問)先ほど明日とおっしゃられたのは明後日?
- (答)違いますよね。16日の朝です、すみません。
(以上)