黄川田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年10月28日
(令和7年10月28日(火) 9:02~9:06 於:中央合同庁舎8号館1階S103 会見室)
1.発言要旨
沖縄担当大臣として御報告申し上げます。
明日29日(水)から明後日30日(木)にかけて沖縄を訪問いたします。
現地では、国立沖縄戦没者墓苑等で参拝・献花を行うほか、玉城(たまき)知事、上原(うえはら)県議会副議長、県内市町村・各圏域代表の方々、経済団体の代表の方々とお会いし、意見交換を行う予定です。
さらに、首里城(しゅりじょう)を始め沖縄振興の現場を視察する予定です。
日程等の詳細については、沖縄担当部局までお尋ねください。
2.質疑応答
- (問)沖縄訪問の意義と狙いについて伺います。
また、今後、来年度の当初予算編成が本格化すると思いますが、沖縄振興事業で大臣が特に着目されているものは何でしょうか。お願いします。 - (答)まず、沖縄訪問の意義と狙いについてですが、私は御案内のとおり、内閣府副大臣の際も沖縄振興を担当しておりました。その重要性を深く認識しているところであります。
担当大臣として最速で沖縄を訪問したいというように考えておりました。
そして、沖縄の皆様の声をしっかりと聞いて、沖縄の施策に役立てたいと考えています。
沖縄は、東アジアの中心に位置する地理的な特性や、日本一高い出生率といった優位性・潜在力を有しております。
これらを生かしながら、「強い沖縄経済」の実現に向け、沖縄振興策を国家戦略として総合的・積極的に推進してまいりたいというふうに考えております。
そして、この予算編成に関連して、沖縄のどの点に注目をしているかという御質問についてでございますが、まず、令和8年度沖縄振興予算については、総額2,829億円を要求しております。また、所要の事項要求もしているところであります。
そして、着目しているところは、やはり私は「強い沖縄経済」、これをつくっていきたいというふうに考えております。
私が沖縄担当の内閣府副大臣でありました際に、当時の西銘(にしめ)大臣の下で政策パッケージが取りまとめられました。今日まで様々な施策が実施されてきたところでありまして、先日、高市総理大臣の所信表明演説でも、「強い沖縄経済を作ります。」と言及がございました。
沖縄の更なる自立的発展に向けた、民間主導による「強い沖縄経済」の実現のために、特に強化すべき4つの分野が、西銘大臣の下での政策パッケージで取りまとめられたと認識しております。「観光・リゾート」、「農水産業・加工品」、「IT関連産業」、「科学技術・産学連携」の4つでございます。民間事業者等の取組を支援しているところでありまして、必要な予算の確保に尽力してまいりたいと考えています。
(以上)