赤澤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年12月13日

(令和6年12月13日(金) 8:43~8:45  於:衆議院本会議場議員食堂側)

1.発言要旨

 (冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)昨日12月12日、今年度補正予算について自民党、公明党の他に日本維新の会や国民民主党などの賛成多数で衆議院を通過しました。ただ、立憲民主党の修正案も応じるなど、異例の対応かと思うのですけれども、石破総理は「熟議の国会」を目指していたかと思うのですが、それについての大臣としての評価をお願いします。
 あわせて、国民民主党については3党協議で年収の壁について178万円まで引き上げることを目指していくことが合意されました。この点についても、宮沢洋一税制調査会会長からは苦言なども出ていますけれども、大臣自身としてのご所見をお願いします。
(答)ご質問の「熟議の国会」という点については、昨日、石破総理が、「完璧ではないが、かなりそれに近い形というものをつくっていただいたと思う。予算案が国会で修正となるのは28年ぶり、補正予算の修正は国会が始まって以来初と、与党も野党も初めての体験だが、審議に参加していて、言いっぱなし・聞きっぱなしではなく、お互いに議論するという意味で熟議になったと思っている」と述べられたと承知しており、私も同感であります。
 ただ一方で、自民党が先の選挙で、自民党は独り善がりだぞと、我々はベストと思ってやっていますけれども、どうもそうではないのではないか、もっと野党の意見を聞けと国民からお叱りを受けたように、逆に言えば、与野党そろって熟議のつもりでも、国民の皆様から、まだまだ、もう少し頑張れというところがあるかもしれないので、最終的にご判断をいただくのはもちろん国民の皆様だという前提で、ただ、石破総理のおっしゃったことには私も同感でございます。
 3党合意については、昨日、自民党、公明党、国民民主党でいわゆる103万円の壁について、国民民主党の主張する178万円を目指して来年から引き上げる、それから、ガソリン税の暫定税率は廃止をするということに合意したと承知しております。各項目の具体的な実施方法等については、引き続き関係者間で誠実に協議を進めるとされていると承知しておりまして、私としては協議の状況を注視してまいりたいと考えております。
 

(以上)