坂井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年8月15日
(令和7年8月15日(金) 10:40~10:43 於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)
1.発言要旨
冒頭、私から1点、8月6日からの大雨について申し上げます。
本日10時時点で、人的被害といたしましては、死者5名、災害との関連を調査中の死者1名、心肺停止者1名、安否不明の方4名等であり、住家被害として、秋田県、福岡県、熊本県、鹿児島県で全壊5棟のほか、石川県、熊本県、鹿児島県等で建物への浸水被害が多数報告されております。お亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被災された全ての方々に心からお見舞いを申し上げます。
ライフラインやインフラについては、大雨の影響により断水、固定電話・携帯電話のサービスの支障や、通行止めとなっている道路などがあり、関係機関が連携して復旧作業に当たっているところであります。
政府としてはこれまでに、私も出席をして関係省庁災害対策会議を開催するなど、人命第一の災害応急対策、ライフラインやインフラの早期復旧等、総理の御指示を踏まえ、関係省庁が緊密に連携をし、切れ目なく対応してまいりました。
内閣府では、速やかに地域防災力強化担当の職員を、特に被害が集中している熊本県に派遣し、支援内容の調整などを行ってまいりました。
引き続き、被災自治体のニーズを把握し、関係省庁と緊密に連携し、被災された方々が一日も早く元の生活を取り戻すことができるよう取り組んでまいります。
国民の皆様におかれましては、気温が高くなっておりますので、片づけなどの際、熱中症に御注意いただきますようお願いをいたします。
私からは以上です。
2.質疑応答
- (問)冒頭、御紹介もありましたが、住宅への浸水被害が特に多くなっているかと思いますが、政府として支援のニーズをどう捉え、また、どう対応していくか、大臣の視察の可能性も含めてお聞かせください。
- (答)被災地では、今もなお捜索活動でありますとか、ライフライン、インフラの早期復旧に向けた取組が行われており、また、同時に被害状況の把握・調査が行われているところでございますので、それらの状況をしっかり把握をし、そして、地元の自治体とも相談をした上でしっかり対応してまいりたいと思いますし、私の視察につきましても、こういった現地の対応状況も踏まえて、適切に判断をしてまいりたいと思っております。
(以上)