坂井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年6月17日

(令和7年6月17日(火) 9:10~9:13  於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 
 まず私から冒頭1点、指定公共機関の指定について申し上げます。
 本日、災害対策基本法に基づく指定公共機関として、特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク、通称JVOAD(ジェイボアード)を指定いたしました。
 指定公共機関は、災害の予防・応急・復旧の各段階で重要な役割を果たすものとして、平時には防災訓練の実施等の事前防災の取組を行っていただくほか、災害時には応急対策や災害復旧に取り組んでいただきます。
 NPO・ボランティア等、民間団体の活動支援・活動調整を全国的に行っていただいている同団体を指定公共機関とすることで、官民連携が更に促進され、円滑かつ効果的な被災者支援に資するものと考えております。
 詳細については、事務方にお尋ねいただければと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)冒頭御発言ありました、指定公共機関の追加の件でお尋ねします。もともとJVOADさんと内閣府さんの方で連携というのは常日頃行われていらっしゃるかと思いますが、今回の指定の理由と、その意義を改めて教えてください。
(答)御承知のように、能登半島地震におきましても、JVOADさんは大変防災活動に貢献をいただいております。また同様に、今、多くの様々な災害ボランティアのグループができ、そしてまた、実際に動いていただいております。ましてや、ここで災対法等の改正により、被災者援護協力団体の登録制度が創設もされました。
 今後の災害対応において、官民連携をより密接にし、そして、被災者支援を迅速に行うためには、民間団体の活動支援、また、その調整を行うJVOADの役割は極めて重要であるということから、今般新たに指定公共機関として指定をしたところでございます。

(以上)