坂井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年2月12日

(令和7年2月12日(水) 9:00~9:06  於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 
冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)まず、大雪について伺いたいのですが、今現在、把握している被害状況の他、内閣府防災からの呼び掛け、対応などあれば教えてください。
(答)人的被害でございますが、10名以上の方がお亡くなりになっていると承知をいたしております。
 住家の被害としては、半壊1棟、一部損壊11棟が報告されております。
 お亡くなりになられた方々にお悔やみを申し上げますとともに、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げたいと思います。
 福島県で雪崩により県道が通行止めとなり、宿泊施設が孤立をしており、関係機関が解消に向けた対応を行っているところでございますが、一応ライフラインに、ここは異常がないということではございます。
 路面が大変滑りやすくなっておりますので、国民の皆様におかれましては、転倒や交通事故にくれぐれも引き続き御注意いただきたいと思います。また、積雪の多い地域では、雪崩にも御注意ください。
 また、除雪作業中の事故が相次いでおります。屋根からの落雪に注意をして、除雪作業を行う場合は、事故防止のため、1人では行わず、御家族や御近所の方に声を掛けて、十分に注意していただくようお願いを申し上げます。
(問)埼玉県八潮市の道路陥没事故についてなのですが、災害救助法が適用されました。内閣府防災としてどのように対応していきたいか、教えてください。
(答)避難所の設置に関わる経費でありますとか必要な助言を、今後も内閣府防災として行っていきたいと思っております。
(問)領土問題担当相にお伺いします。
 今月の22日(土)に、島根県の「竹島の日」の条例の制定から20年になります。
 竹島問題に関して、改めて政府の基本姿勢をお伺いするとともに、島根県が求めている「竹島の日」の閣議決定についてどう考えておられるか、それから、22日(土)の式典に大臣や政務官が出席する方針かどうかお尋ねします。
(答)22日(土)の式典に関しましても、閣議決定にいたしましても、諸般の情勢を踏まえつつ、適切に判断をするということかと思います。
 竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も、明らかに我が国固有の領土であります。
 政府による「竹島の日」の制定や式典の開催については、様々な意見があることは承知をいたしておりますが、諸般の情勢を踏まえて、先ほど申し上げましたように、適切に対応していくということかと思っております。
 竹島問題に関する我が国の立場を主張し、同問題の平和的解決を図る上で有効な方策を不断に検討してまいりたいと思います。
(問)先ほどの八潮市の災害救助法に関連して、改めてちょっと伺いたいのですけれども、なぜこのタイミングで救助法の適用に至ったのかというところと、今回、災害救助法の適用が可能であるという判断に至ったポイントなどがあれば教えてください。
(答)災害救助法を適用する旨は、もちろん埼玉県から発表されているものでございまして、埼玉県からは、救助に必要な環境整備を行うため、今後も工事に2か月ほど要することなど、一定期間の避難が必要であることが判明をしたため、昨日、災害対策本部を設置し、救助法の適用を行ったということを聞いております。

(以上)