第14回AI戦略会議への出席

　令和7年6月2日（月）、城内内閣府特命担当大臣（科学技術政策）は「第14回AI戦略会議」に出席し、令和７年5月28日（水）に成立した「人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律」いわゆる「ＡＩ法」に基づく今後の政策の進め方に関する意見交換を行いました。
　会議冒頭、城内大臣は、「ＡＩ法案の国会審議では、人間中心の考え方、 ＡＩイノベーション政策のあり方、国や地方におけるＡＩの活用策、人材育成、ディープフェイクや偏見・差別等のリスクへの対応、といったことが主な論点となった」とした上で、「ＡＩ法において規定されている、ＡＩ戦略本部の設置、ＡＩ基本計画の策定、指針の整備、情報収集・調査といった取組を、関係省庁と緊密に連携しながら、スピード感を持って進めていきたい」と述べました。
　また、会議の最後、石破総理からは、「本年秋までにAI戦略本部と新たな有識者会議を設置すること」、「本年冬までに基本計画を策定し、その中には、地方の暮らしの変化等を含めた分かりやすいビジョンや、フィジカルAIの競争力強化策を盛り込むこと」、「本年冬までに指針の整備を進めるとともに、AIによって国民の権利利益が侵害される事案が発生した場合の調査等を行うこと」等の指示がありました。
　※詳細はAI戦略会議のホームページを御参照ください。