第12回核融合戦略有識者会議
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第12回核融合戦略有識者会議で挨拶する城内大臣
城内内閣府特命担当大臣(科学技術政策)は、令和7年5月 30 日(金)に開催された「第 12 回核融合戦略有識者会議」に出席しました。
城内大臣は、挨拶の中で、4月末にフランスを訪問し、イーターの建設の進捗状況を確認するとともに、イーター機構のバラバスキ機構長や、日本人職員との意見交換などを実施したことを紹介し、改めて、イーター計画の意義や、その中で我が国が重要な役割を果たしていることを確認できた旨を述べました。その上で、2030年代の発電実証の実現に向けて、イーター計画に着実に貢献していくことのみならず、我が国としての戦略をしっかりと持って、これまでイーター計画等を通じて培ってきた技術や人材を最大限活用し、その果実をしっかりと国内に還元していくことの必要性について、今般の国家戦略の改定案でも、強調していることを述べました。
有識者会議では、国家戦略の改定案を審議するとともに、内閣府に新たに設置するタスクフォースの方向性について、議論が行われました。