第117回宇宙政策委員会

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    会議中の様子

 令和7年3月25日(火)、城内内閣府特命担当大臣(宇宙政策)は、第117回宇宙政策委員会に出席しました。
 委員会では、宇宙活動法の見直しや、宇宙技術戦略の改訂、宇宙戦略基金の基本方針改定・実施方針(第二期)等について議論が行われました。
 城内大臣は、宇宙分野は、安全保障や防災・減災を含め、経済・社会を支える基盤として重要であり、自動車産業に次ぐ我が国の基幹産業になる可能性を持つ成長分野であることから、宇宙への戦略的投資が、我が国経済全体の成長力強化につながると考えていると述べました。
 さらに、国内外の最新の技術開発動向を反映した「宇宙技術戦略」は、民間投資の拡大にもつながる意義深い取組であるとともに、「宇宙戦略基金」は、研究開発に取り組む事業者や大学等の研究機関に対し中長期の予見可能性を確保し、リスクの高い研究開発への挑戦を可能にする極めて重要な枠組みであり、企業・人材等の新規参入や新たな宇宙産業・利用ビジネスの創出等に向け、関係省庁やJAXAと連携し迅速に取り組んでいくと述べました。
 加えて、「宇宙活動法」の改正や、審査体制の整備にも尽力すると述べました。
 最後に、宇宙分野の重要性に関する情報発信を含め、引き続き宇宙政策の推進に全力で取り組んでいく旨を述べ、会議を締めくくりました。