城内内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年7月8日
(令和7年7月8日(火) 10:29~10:33 於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)
1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
- (問)先日、大臣も出席された、健康・医療の参与会合ですが、複数の参与から、医療の質向上や医薬品開発には医療DXが欠かせないとの指摘がありました。医療分野の研究開発を進めるために、大臣としては、データ利活用等にどのように取り組むのか、教えてください。
- (答)先日、2日ですけれども、私も座長として出席した、第26回「健康・医療戦略参与会合」において、参与の皆様から、第3期健康・医療戦略の実施に係る提言をいただいたところであります。その中で、データ利活用を通じて医療DXを進めていくべきとの御指摘や、医療DXを進める上での現場の課題等について御意見をいただいたものと承知しております。
現在、医療分野の研究開発を進めるためのデータ利活用に向けては、いわゆる次世代医療基盤法を通じて、民間主体によるリアルデータの収集・加工・利用に係るルールを定め、その利活用を推進しているところであります。
また、大規模バイオバンクの整備や、ゲノム情報の収集・解析も進めているところであり、医療分野の研究開発で得られた幅広いデータの一体的な利活用を可能とするプラットフォームの整備も、関係省庁と連携して取り組んでいるところであります。
第3期健康・医療戦略におきましても、データ利活用による医療DXの推進を掲げております。さらに、先月閣議決定された「データ利活用制度の在り方に関する基本方針」におきましては、医療データの更なる利活用の推進に向けて、基本理念、包括的な制度の在り方などの検討を、内閣府(健康・医療戦略推進事務局)が取りまとめることとされております。
こうした方針を踏まえ、関係省庁と緊密に連携しながら、また、参与を含む有識者等の御意見も踏まえながら、医療分野におけるデータ利活用に向けた検討を精力的に進めてまいる考えであります。 - (問)御担当とは違うんですけれども、今日、安倍晋三さんが亡くなられて丸3年ということなんですけれども、思うところがあったらお聞かせください。
- (答)大変痛ましい事件から、安倍元総理が御逝去されて本日で3年ということになるわけですが、安倍元総理が政治家として多大な功績を残されたことに改めて敬意と感謝を申し上げるとともに、心から哀悼の誠を捧げたいと思います。
いわゆる自由で公正な選挙は民主主義の根幹をなすものであり、選挙中の卑劣な暴力行為は決して許されるものではないということを、この場ではっきり申し上げたいと思います。
いずれにしましても、私としましては、経済安全保障担当大臣、科学技術政策担当及び宇宙政策担当大臣等として、しっかりと自分の仕事に取り組んでまいると、改めて、今日、決意を申し上げたいと思います。
(以上)