城内内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和7年4月18日

(令和7年4月18日(金) 8:34~8:37  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨

 
 1点、御報告を申し上げます。宇宙政策担当大臣としての報告であります。
 日本時間の明日4月19日、大西卓哉宇宙飛行士が、国際宇宙ステーション(ISS)の船長(コマンダー)に就任されます。今回のコマンダー任命は、大西飛行士のこれまでの宇宙活動における実績に加え、地上でのフライトディレクタとしての経験や、訓練での卓越したリーダーシップが高く評価されたものと伺っております。
 今後、大西飛行士は、コマンダーとして、搭乗員の安全を確保しつつ、ミッション全体の成功に向け、搭乗員を統括・指揮するという重要な役割を果たされるわけであります。
 大西飛行士のチームが、数々のミッションで成果を上げられるとともに、これにより、国民の皆様が宇宙という分野を身近なものと感じ、多くの夢と希望をもたらしていただけることを期待しております。

2.質疑応答

(問)AI法案の審議が続いていますけれども、その中で指摘されていた国民の責務について、改めて、その意味や異議について教えてください。
(答)AI法案につきましては、ちょうど今、国会で御審議をいただいているところでございますが、国会でも私から答弁申し上げたように、現在のAIは、誤った情報や意図しない情報を出力することもあるため、それを知らずに活用いたしますと、被害者になってしまうことや、場合によっては加害者になってしまうおそれがございます。
 今後、誰もがAIの利用者になり得る中で、そうしたことを防ぐためには、国民の皆様に、AIに対する正しい理解と関心を深めていただくとともに、国や地方公共団体が実施する施策に対して、可能な範囲で御協力いただきたく、そうした認識の下で法案第8条の努力義務を規定いたしまして、条文の本文ではなくて見出しに「責務」という言葉を用いているものであります。
(問)21日から靖国神社で春季例大祭が開かれますが、期間中に、参拝ですとか、真榊などの供物を奉納する意向があるかどうか、お伺いできたらと思います。
(答)これはまさにプライベートな事柄でありますので、こうした閣議後の記者会見の場で申し上げることは差し控えさせていただきたいと思います。

(以上)