伊東内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年10月25日
(令和6年10月25日(金) 10:02~10:06 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
- (問)伊東大臣、今月の14日(月)に、ロシアの不法占拠が続く北方領土の隣接地域を視察されました。翌15日(火)に公示されました衆議院議員選挙の論戦においては、石破総理がウクライナ侵攻ですとか、日本の領空侵犯というものを続けるロシアに対して、厳しい姿勢というものを示されております。
大変困難な状況ではございますが、北方対策担当大臣として、北方領土返還ならびにビザなし交流、あるいは北方墓参の再開について、どのような姿勢で臨まれるか、意気込みやお考えをお聞かせいただけますでしょうか。 - (答)担当大臣として、早く北方領土に視察に行き、そして元島民の皆さんの声を聞いてほしいという、そういうのがありまして、10月14日(月)、元島民あるいは隣接自治体の皆様から、改めてその切実な思いをお聞きしたところであります。
日露関係につきましては、御案内のとおり、引き続き厳しい状況にあるわけであります。政府としては、北方領土問題を解決し、平和条約を締結するという方針を堅持していくものと、このようになっているところでもございます。
現時点で、北方墓参を始めとする北方四島交流事業、ビザなし交流もそうですし、北方墓参もそうであります。また自由訪問などもこれまで行われてきたところでありますけれども、現在の日露関係からいきましても、今後の具体的な展望について、お話しする状況には、現在ありません。
政府として、元島民かなり御高齢になっておられまして、90歳近く、平均年齢でもなっているということもあるので、何とかそのお気持ちにお応えしたいという考え方にいささかも変わりはなく、引き続きロシア側に対して、今は特に北方墓参に重点を置いて、事業の再開を強く求めてまいりたいと考えているところであります。
担当大臣として、これも再三、関係者の皆様にもお話ししておりますけれども、やっぱり交流が薄れていく中で、国民の皆さんの関心、あるいは関係者の関心も薄れてくるようでは困りますので、啓発事業を中心に、更に取組を粘り強く進めてまいりたいと思っております。 - (問)自民党の裏金問題についてですけれども、衆議院選で非公認になった候補について、自民党本部から各候補が代表を務める政党支部に2,000万円を支給したという報道が出ています。野党からも裏金、裏公認という批判も上がったりして、かなり批判を浴びていると思います。今回の党の判断が、国民の理解を得られると思うかどうか、この点についてお聞かせください。
- (答)まず、申し訳ありませんけれども、閣僚として自民党内のお金のやりとり、あったかなかったかも含めて、政治活動に関することでありまして、政府の立場としてコメントすることは差し控えたいと思う次第であります。
- (問)この問題が選挙結果に影響を与えるとはお思いですか。お考えですか。
- (答)それもノーコメントで。
(以上)