坂井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年11月5日
(令和6年11月5日(火) 10:45~10:47 於:中央合同庁舎8号館5階共用会議室B)
1.発言要旨
冒頭発言でございますが、1点申し上げたいと思います。
本日11月5日(火)は、江戸時代の安政南海地震における「稲むらの火」の物語に由来する「津波防災の日」「世界津波の日」となっています。
内閣府では、本日11月5日(火)に、災害経験を踏まえ、津波への備えを図る「津波防災の日」スペシャルイベントをオンラインで開催し、津波防災意識の普及啓発を図ることとしています。
令和6年度、今回のテーマは「能登半島地震、南海トラフ地震臨時情報発令等を踏まえた津波への備え」で、三重県大紀町や高知県黒潮町等の先進的な事例を御紹介いただき、知見の共有を図っていただく予定としております。
津波は、迅速かつ適切な避難により、人的被害を大幅に軽減することができる災害です。令和6年の能登半島地震でも短時間で津波が襲来をいたしましたが、珠洲市三崎町寺家下出地区のように、日頃から津波に備えて訓練を積んでいたコミュニティーでは、住民同士が声を掛け合って、迅速な避難を行うことができました。
このため、万が一の際には適切な避難行動を取っていただけるように、「自助」、「共助」について考えていただき、地区防災計画の策定や、日頃からの避難訓練の実施につなげていただくことが重要であると考えております。
内閣府といたしましては、引き続き、津波防災意識の普及啓発、適切な避難行動の定着に向けて、取組を推進してまいります。
本日開催のイベントの詳細については、事務方にお尋ねいただければと思います。
私からは以上でございます。
2.質疑応答
- (問)なし
- (答)なし
(以上)