城内内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年10月29日
(令和6年10月29日(火) 10:31~10:36 於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)
1.発言要旨
冒頭発言なし
2.質疑応答
- (問)この間の日曜日に、今年の「輝く女性研究者賞」という表彰式がありました。日本ではまだまだ女性の研究者の割合が低いようですが、日本の研究力低下が危惧されている中、どのような取組が重要かという御所感をいただければと思います。
- (答)まずは、科学技術振興機構、JSTが主催しております、本年の「輝く女性研究者賞」を、京都大学の長谷川恵美(はせがわえみ)氏及び海洋研究開発機構の永塚尚子(ながつかなおこ)氏が受賞されたことに、心からお祝い申し上げたいと思います。
この「輝く女性研究者賞」は、優れた研究等を行っておられる女性研究者や機関を表彰する制度と承知しており、優秀な女性研究者の活躍を大変喜ばしく思っております。
我が国の女性研究者数は、一貫して増加傾向にあるものの、御指摘のとおり、研究者全体に占める女性の割合は、2023年時点で18.3パーセントと、依然として低い状況にとどまっております。
科学技術・イノベーションの促進や研究の多様性向上のためには、女性研究者の活躍が重要であると考えております。
このため、政府では、科学技術・イノベーション基本計画におきまして、女性研究者の採用割合等に係る数値目標を掲げるとともに、出産・育児等のライフイベントと研究を両立できる環境の整備、研究環境のダイバーシティ実現に向けた大学等の取組の支援、あるいは、女子中高生の理工系への進路選択の促進、これらに取り組んでいるところであります。
引き続き、関係省庁と連携しながら、女性研究者の活躍促進に向けて取り組んでまいる所存であります。 - (問)今般の衆議院選挙についてお伺いしたいと思います。与党過半数割れで厳しい結果になりまして、今後の調整によると思いますが、場合によっては、政策によって、野党との一致できる点を探ったり、政権の運営の仕方もいろいろこれから考えられていくと思うのですが、選挙への受け止めと、これからの政権運営についてのお考えをお願いいたします。
- (答)選挙結果につきましては、大臣として、政府としてのコメントをすることは差し控えたいと思いますが、その上で、民主主義の根幹である選挙は国民の皆様の御意見を聴く貴重な機会であると考えております。
今回の結果につきましては、謙虚かつ厳粛に受け止め、石破内閣の一員として、経済安全保障、科学技術・イノベーション政策、宇宙政策などの職責をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。 - (問)大臣自身も静岡7区で候補者として立候補されましたけれども、同僚の議員の応援に全国も回られました。今回の選挙、自民党に逆風が吹いたその要因等をどう考えるのか、御自身の選挙戦も含めての御所感をお聞かせください。
- (答)繰り返しになりますが、個々の選挙区の結果について、政府としてコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。
私自身の静岡7区の選挙についてのお尋ねがございました。選挙期間は12日間ございましたが、公示日15日は半日、自分の選挙区。そして、20日日曜日午前中の半日と、正味1日だけの地元での選挙活動ではありましたが、その間、実質11日間は、公務を最優先するとともに、同志の、仲間の候補者の応援で全国を飛び回っていたところであります。
(以上)