新藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年9月17日

(令和6年9月17日(火) 09:07~09:12  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 (冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)自民党総裁選で解雇規制の見直しが論点になっています。小泉進次郎さんが解雇規制を見直してリスキリングを義務付けという発言をされていたり、河野太郎さんが金銭補償について言及されたりしています。大臣ご自身も全世代型リスキリングであったり、労働市場改革に新しい資本主義実行計画などで取り組まれてきたと思います。この点について、大臣のご所感をお聞かせください。
(答)まず、自民党総裁選における各候補者の主張につきまして、閣僚の立場でこの記者会見でコメントすることは従来より控えております。その上で、何よりも多くの候補者が出て、毎日論戦を繰り広げていること、そしてそれを国民の皆様に関心を持って見ていただいていること、また、参加いただいていることは喜ばしく思っています。
 リスキリングの話ですけれども、私たちは新しい資本主義のもとで三位一体の労働市場改革をどうやって実現していくかを主眼に置いています。それはリスキリングであり、ジョブ型人事の導入であって、また、労働移動の円滑化、こういったものを促していきたいということでございます。
 ですから、リスキリングというものは、失業者のためのものであったり、再就職支援のためのものと思われがちですけれども、そうではなくて、在職していても、同じ職場の中でもリスキリングをすることによって自分が望むジョブ型の職務に移行すると、こういうものをつくっていこうと。その中でやはり新しく伸びていく需要をつくらなければなりませんので、そこにきちんと労働移動が円滑化すると。こういう一連のセットになっていることですから、それを私たちとしてはしっかりと進めていきたいと思っています。
 解雇に関しては、厚生労働省の労働政策審議会において議論していると承知をしております。それはそれとして各候補者にはいろいろと議論いただければいいのではないかと思います。
(問)今朝の朝刊で報道していますけれども、2013年の参議院選挙の直前に自民党本部で、当時の党総裁の安倍晋三首相と、いわゆる旧統一教会の幹部が面会したという可能性が高まっています。これまで自民党としては、旧統一教会との組織的関係性は否定されてきたわけですけれども、改めて国民の間で政権与党の自民党と旧統一教会の関係性はどうなっているのかという疑いが深まる可能性もあると思います。大臣は党として改めて旧統一教会との関係を調べて説明責任を果たす必要があるとお考えかどうか教えてください。
(答)現在その報道を私は詳細に承知をしておりませんし、そのことについて、今何か材料を持ち合わせているわけではありません。そして、閣僚の会見の場で、今、私がコメントすることではないのではないかと思っています。

(以上)