新藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年2月9日

(令和6年2月9日(金) 9:25~9:27  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

 (冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)昨日、日本銀行の内田副総裁が講演の中で「大規模な金融緩和政策を変更した後も緩和的な金融環境を維持していく」と述べられました。市場も交換して株価も上がりまして、今朝も、先ほど3万7,000円を超えたところです。
 政府にとってはデフレ脱却宣言ですとか、プライマリーバランスの問題ですとか、いろいろ抱えてはおりますが、その中で、この内田副総裁に対する大臣の何かご所感などがあればお伺いします。
(答)ご指摘のような2%の物価安定目標の達成が見通せれば、金融政策の修正を検討することになるという一連のくだりがございます。
 しかし、その後に副総裁は「この先、様々なデータや情報を丹念に点検し、賃金と物価の好循環を確認していく」とも発言されている。ですからバランスを取りながら様子を見ていきますよということだと思っております。
 金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられておりますし、我々とすれば、引き続き密接に連携しながら、賃金上昇を伴う形での物価安定目標の達成、かつ持続的・安定的な実現に向けて、適切な金融政策の運営が行われることを期待しているということでございます。

(以上)