新藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年10月17日

(令和5年10月17日(火) 10:32~10:37  於:中央合同庁舎第8号館1階S108会見室)

1.発言要旨

(冒頭発言なし)

2.質疑応答

(問)以前会見で言及のあった経済財政検討ユニットについて伺います。メンバーですとか、開催する時期のめどといった足元の検討状況について進捗を教えてください。
(答)この経済財政検討ユニットは、私の下の懇談の場という位置づけでございまして、自由な立場でこれからのあるべき経済の姿、中長期的な視点でどういった議論を深めていくべきかといったことを、エコノミストやいろいろな方々に集まってもらって私と議論をするといった意味合いのものであります。
 今現在、このメンバーをいろいろ検討中でございまして、それが結成する見込みになりましたら、速やかにご報告したいと思っています。
(問)新たな経済対策についてお伺いいたします。自民党のほうが今日、また政府に提言をまとめて提出されるということになっています。改めまして、提出されましたらどのように取りまとめをされていくかということと、これまでも経済対策を巡って、一人親世帯の支援の議連ですとか、積極財政議連のほうも大臣に要望をされたと思います。改めまして、こういったものを受けて、どのように取りまとめていくか教えていただけますでしょうか。
(答)経済対策をまとめるに当たり、与党のほうでも熱心な議論がなされていることをよく承知しております。そして、その中から、議連の活動で私のもとにもいろいろなお声を頂いております。そういったものも含め、自民党、公明党、それぞれから与党の提言が本日総理に提出されると聞いております。
 そういう中で、何よりも与党として、政治の場として、現場の切実な声だとか、それから様々な観点からのご意見、こういったものがその中に入っていると思いますから、これらをしっかりと受け止めながら、我々としても政府として経済対策が国民の共感を得られるように、そしてまた、国民が求めているものに対してきちんと方向を示せるような、そういったものにするために、実効性を高めるためにもよくよくそのご提言を見ながら最終的な取りまとめをしていきたいと考えています。
(問)私から、今朝方の靖国へのお参りについてお伺いします。秋季例大祭に合わせて、先ほど新藤大臣は靖国を参拝されました。この参拝に当たっての思い、狙いをまずお伺いしたい。それから、今回の参拝に当たっての名前、記帳をどうされたか、それから玉串料を納められたかという点についてもお伺いしたいです。
 もう1点、重ねて申し訳ないのですが、閣僚の靖国参拝を巡っては近隣国からの反発もかねて起こってきました。こうした中で今回、御自身の参拝が外交ですとかそういったものにどのような影響を与えるとお考えか、そういったことについて教えてください。
(答)今、ご質問の中で狙いというふうにおっしゃいましたが、そういったものはございません。
(問)思い。
(答)思いと狙いとおっしゃったから、狙いはありません。
 そして、思いとしては、これはかつて国のために、そして家族や大切な人を守るために重い務めを果たされた、そういう皆様に尊崇の念を込めて私はお参りをさせていただきました。
 現在の平和や繁栄がそうした方々のもとに成り立っているということ、これを心に刻み、私としても自分の務めをしっかりと果たせるように頑張っていきたいと思った次第です。
 それから、これは個人の私的な活動でございまして、それについて、内容は自分の中で適切に判断してやったものでございます。ですから、今ご質問の、どのように何を署名したのかとか、どんなふうにされたか、これは全て個人の範囲でやっております。従来からそれについては、私はコメントは控えさせていただいているということでございます。
 また、この問題が外交問題になるかということでございますが、これも内心の自由の問題でもあり、私とすれば、国のために働かれている方々への尊崇の念を込め、かつ自分自身とすれば、やはり祖父や大おじがおります。ですから、そういう祖先といいますか、家族のためにもお参りをするという気持ちもあって行ったことでありますので、これが外交問題になるとは考えておりません。

(以上)