第21回総合海洋政策本部会合

　松村海洋政策担当大臣は、令和５年12月22日、官邸で開催された第21回総合海洋政策本部会合に副本部長として出席し、司会進行を務めました。
　会議では、海洋の無限の可能性を活かし、我が国の成長につなげていくべく、海洋開発の方向性について議論がなされ、「海洋開発重点戦略」に係る重要ミッションが了承されました。
　また、
・広大な海の開発・利用における省人化や生産性向上に向けた「自律型無人探査機（ＡＵＶ）の社会実装に向けた戦略」と、
・海洋の安全保障や産業利用の推進等の観点から重要な海洋状況把握（ＭＤＡ）に関する「我が国の海洋状況把握（ＭＤＡ）構想」
が決定されました。
　最後に、会合を総括して、本部長である岸田総理は、各閣僚に対して、「海洋開発重点戦略」を年度内を目途に策定するため具体化を進めるよう指示しました。
　また、平成26年７月に同本部で決定した「大陸棚の延長に向けた今後の取組方針」
に関して進捗があったことを受け、速やかに国内手続きを進め、小笠原海台海域の大部分を我が国の延長大陸棚として定める旨、述べました。