松村内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年5月17日 

(令和6年5月17日(金) 8:54~8:56  於:中央合同庁舎第8号館5階共用会議室B)

1.発言要旨

 
 冒頭発言なし。

2.質疑応答

(問)今日、「南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ」が再開します。能登半島地震の教訓を盛り込むことが中断の理由だったというふうに理解しておりますけれども、それを踏まえまして、再開したワーキングに大臣が期待されることをお教えください。
 また、改めて、ワーキングの被害想定の見直しと、新たな防災対策の提言がワーキングの役割だと理解していますが、それも踏まえて、政府の基本計画の見直しというのが行われるかと思いますが、そこまでのスケジュールの見通しを教えてください。
(答)まず、1月1日の能登半島地震発災以降、救命救助、あるいは復旧・復興に全力で取り組んできたところでございます。したがいまして、今年に入ってから、ワーキンググループについては開催を見送っておったところでもございますが、現在も継続して復旧・復興に取り組んでおりますが、その一方で、政府の災害応急対応に関する検証作業も行っておりまして、その教訓や課題は、やはり南海トラフの地震対策にも反映する必要があると考えておりましたので、現在、取りまとめを6月末までに、6月中にやろうと考えているところでございます。
 また、南海トラフ地震につきましては、いつ発生してもおかしくない状況でございまして、備えは急務であると考えております。そのため、主な検討事項のうち、強い揺れ、あるいは津波の大きさ、それに伴う被害想定の見直しについては、一連の能登半島地震の対応とは別に議論することが可能であるため、先月開催をいたしました、技術的事項を議論する検討会を皮切りに、本日のワーキンググループ開催に至ったところでございます。
 現在、行っております能登半島地震の検証作業をしっかり進めつつ、南海トラフ地震対策に係る議論についても着実に進めてまいりたいと考えております。
 スケジュールについては、今後、それも含めて検討してまいりたいと思っております。

(以上)