高市内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年9月27日
(令和6年9月27日(金) 11:30~11:35 於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)
1.発言要旨
昨日、H-ⅡAロケット49号機が打上げに成功しまして、情報収集衛星レーダ8号機が所定の軌道に投入されました。
この打上げの成功によりまして、H-ⅡAロケットの打上げ実績が、また一つ蓄積されたことは、大変喜ばしいと考えております。なんと、49回中48回、成功を重ねていただいております。
また、今回打ち上げられました情報収集衛星レーダ8号機が、我が国の宇宙安全保障の確保に必要な情報収集能力の強化に寄与することを期待しております。
次ですが、いよいよH3ロケット4号機によるXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」の打上げが予定されております。打上げに向けて、着実な準備が実施されることを期待いたします。
2.質疑応答
- (問)25日に、健康・医療戦略推進専門調査会で、第3期医療分野研究開発推進計画の素案が示されました。非常にたくさんのことが書いてあるのですけれども、大臣としては、今後5年間、どういうところに注力すべきだとお考えでしょうか。
- (答)25日の専門調査会では、まず素案が事務局より示された段階でございます。計画素案の基本的な方針で示しておりますように、基礎から実用化までの一貫した研究開発の加速や感染症有事への対応といったことは、非常に重要な観点だと考えております。
今後も、有識者の先生方の御意見を伺いながら、第3期推進計画を策定しまして、ワクチン、医薬品や医療機器などをいち早く皆様に届けることはもちろんでございますが、その際の原材料・生産・人材を国内で完結させて、我が国の健康医療安全保障を構築できるように取り組んでまいります。 - (問)岸田内閣の閣僚として最後の会見になるかもしれないのでお伺いさせてください。この岸田内閣での御自身の仕事ぶりの総括と、あと、閣僚の一人として、岸田政権はどんな政権だったのか教えてください。
- (答)まだ、現在、岸田政権は続いておりますし、来週も閣議があると思います。そのはずでございますので、岸田内閣の一員として、最後の一日まで、担当分野の施策を進められるところまで進めると。それから、政策の実行に当たっておられる総理をお支えしたいという思いでございます。
- (問)前回24日の会見の関連で、「公務での日本会議との関係はない」とお答えになりましたが、去年2月11日、建国記念日の、日本会議主催の広島県福山市の講演で、セキュリティ・クリアランス制度の世論喚起を呼び掛けています。岸田総理がいまひとつ慎重姿勢なので、広島のほうで世論を盛り上げていただけないかと、講演の中で訴えられているのですが、公務遂行、重要法案成立のために日本会議と連携するというのは、公務の意味合いも半分ぐらい含まれているのではないのでしょうか。
- (答)どちらに講演に伺いましても、所管外のことをお話しするというのはなかなか難しい立場でございますので、現在の講演でしたら、閣僚として取り組んでいる内容についてお話いたしております。
(以上)