自見内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年8月8日
(令和6年8月8日(木) 11:36~11:39 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
冒頭、積極発言が1件ございます。
地方分権改革の提案募集について、本日(8月8日(木))でございますが、関係府省に対しまして各府省から寄せられた第1次回答に対する「地方からの見解」を送付いたしまして、提案に関する再検討の要請を行います。
まだ現段階において、地方からの提案と、そして関係府省の方向性というものを照らし合わせた時に、合致していない事項もあることから、今朝の閣僚懇談会で、私のほうから各大臣に対しまして、提案の最大限の実現に向けて、再検討に当たって、それぞれリーダーシップを強力に発揮していただくようにお願いをしたところであります。
政府といたしましては、年末の対応方針の決定に向けまして、今後さらに、有識者会議における議論や、関係府省との調整等をしっかりと進めてまいりたいと存じます。
以上です。
2.質疑応答
- (問)冒頭の発表事項に関しまして、お伺いいたします。今回、地方からの提案に関して、関係府省に対して再検討要請を行うということなんですけれども、大臣として再検討を要請する狙いと期待されていることがあればお聞かせください。
- (答)今回でありますけれども、地方からの提案に対しまして、各府省から寄せられた第1次回答等におきましては、それぞれに真摯に御対応いただいております。
しかしながら、地方との提案と各府省との間で必ずしも検討の方向性が合致に至っていないという事項もございます。各府省におきましては、年末の対応方針の決定に向けまして、改めて今一度、前向きな御検討をお願いするべく、本日、要請を行ったところでございます。
具体的には、地方からの提案は、全国一律の基準が過疎自治体の実情に合わないために、住民サービスが滞るといったケースですとか、あるいはデジタル化の恩恵が地方自治体や住民に行き届いていないといった、そういったケース、現場からの切実な地域の要望というものを反映したものになってございます。
いずれも私どもは、それらの要望は住民サービスや自治体行政の充実に直結をする重要な課題である、提案であるというふうに認識をしてございますので、提案の最大限の実現に向けまして、改めて各省へとお願いをしたところでございまして、今後も、私どもの再検討の上になりますけれども、各省との調整というものを加速させていきたいと考えてございます。 - (問)8月15日(木)の終戦の日について1点だけお伺いします。
靖国(やすくに)神社への御参拝の御予定はあるかということと、ない場合は真榊(まさかき)の御奉納をされる御予定はあるかということをお伺いします。 - (答)どちらもございません。
(以上)