自見内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年8月2日

(令和6年8月2日(金) 11:06~11:10  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

 
 お世話になります。冒頭2件、発言がございます。
 まずは消費者及び食品安全担当大臣としてでございます。
 令和6年度消費者志向経営優良事例表彰の募集について、お知らせをいたします。
 消費者庁では、事業活動にあたりまして、消費者と協働し、商品・サービスの改善などを通じて、消費者の行動変容を促し、社会価値の向上を目指す「消費者志向経営」を推進しております。
 その一環として、消費者志向経営に関する優れた取組を行う事業者を表彰する本事業を、平成30年度から行っており、今回で7回目となります。
 お手元に資料を配布してございますが、具体的には、本日(8月2日(金))から募集を開始いたしまして、10月18日(金)までを予定しております。
 事業者の皆様に奮って御応募いただき、優れた取組の表彰を通じて、消費者志向経営がより一層広がっていくことを期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。
 続きまして、2件目でございます。地方創生担当大臣として御報告いたします。
 奈良県の視察についてのお知らせでございます。
 奈良県内の地方創生に関する特色ある取組や地域のニーズなどを把握し、今後の施策に活かすべく、来週8月7日(水)になりますが、奈良県内の現場を視察させていただきます。
 具体的には、月ヶ瀬(つきがせ)地区におきます買物支援の取組及び地域特産品の市街地流通を促進する取組に係る地域拠点、具体的には3か所でございますが、月ヶ瀬温泉ふれあい市場、月ヶ瀬郵便局、月ヶ瀬ワーケーションルーム「ONOONO(おのおの)」を視察予定でございます。
 また併せまして、仲川(なかがわ)奈良市長との意見交換も行う予定になっております。奈良市の場合は、経済部局が間に入って買い物支援を行っておりますので、その取組も勉強してまいりたいと思ってございます。
 また、全国的に、中山間地域等を中心に、買物などの日常生活に必要なサービスを維持できなくなるという地域が顕在化しておりまして、大臣就任以降でありますが、買物環境の維持・確保は深刻な課題であるという問題意識を持ってございます。
 今回の出張では、特に、月ヶ瀬温泉ふれあい市場及び月ヶ瀬郵便局では、日々運行されている郵便車両を活用した配送サービス「ぽすちょこ便」によって、月ヶ瀬の特産品を市街地の飲食店にマッチング提供する「大和(やまと)高原直送便」の取組について、視察を予定しております。
 配送等の作業も見学するなどをして、理解を深めることができると期待をしております。
 また併せまして、月ヶ瀬ワーケーションルーム「ONOONO」では、ネットスーパーの協業、また郵便局の既存の物流網の活用によりまして、都市部から離れた地域での買物を可能とする共助型の買い物サービス「おたがいマーケット」の取組について、視察を予定しております。
 実際の受取の場面を見学するなどして、理解を深めることができると期待をしております。
 地方創生を実現するには、地域の創意工夫を通じて特色ある新たな地域の魅力を創出することが必要だと考えてございます。
 視察によりまして、地方創生に関する特色ある取組や地域のニーズなどを把握し、今後の施策に大いに活かしてまいりたいと考えております。詳細は事務局までお尋ねください。私からは冒頭以上になります。

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)