自見内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年6月4日

(令和6年6月4日(火) 15:00~15:04  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨

  
 冒頭2件、発言がございます。
 PFI担当大臣といたしまして、御報告申し上げます。
 昨日、総理を会長といたしますPFI推進会議におきまして、令和6年版のPPP/PFI推進アクションプランを決定いたしました。
 新たなアクションプラン等におきましては、四つの重点を置いて取組を強力に推進していくこととしております。
 具体的には、第1に、分野横断型・広域型のPPP/PFIの形成促進を図ってまいります。
 第2に、民間事業者の努力や創意工夫により適正な利益を得られる環境の構築を目指してまいります。
 また第3に、自衛隊施設の重点分野への追加等、PPP/PFIの活用領域の拡大を図るとともに、事業件数10年ターゲットを上方修正いたします。
 第4に、空き家等を官民連携で活用するスモールコンセッションなど、PPP/PFIによる地方創生の推進を図ってまいります。
 総理からも、アクションプランに基づきまして、諸施策を推進するよう御指示をいただきました。
 関係省庁と連携し、このアクションプランに基づき、迅速かつ強力に諸施策を推進してまいります。
 続きまして、二つ目の積極発言になります。沖縄担当大臣として御報告申し上げます。
 本日は、「かりゆし閣議」として、閣議に出席した全閣僚に、沖縄の「かりゆしウエア」を着用していただきました。
 私は、先日(5月21日(火))でありますけれども、官邸で行われました贈呈式で沖縄県の副知事の池田副知事から頂きました「かりゆし」を着て閣議に臨みました。
 これは本年3月に内閣府が実施いたしました「かりゆしコンテスト」におきまして、最優秀賞(大臣賞)に選ばれた「海中(かいちゅう)は花盛(はなざか)り」という作品でございまして、海洋プラスチックを再生した生地を使ってございます。今、着ているのがそうですけど、これが目と魚、後ろがサンゴになってございます。
 沖縄では、官民を問わず、広く「かりゆし」の着用が進んでいます。
 沖縄以外での普及促進に向けまして、本日の取組が、その一助になることを期待しております。以上、2点でございます。

2.質疑応答

(問)「かりゆし閣議」についてお伺いいたします。まず大臣のご感想と、沖縄を振興される大臣として、「かりゆし」、沖縄の文化を普及させることの意義についてお考えをお聞かせください。
(答)今日は、ちょっと暑くなってきておりますので、「かりゆし」を着て、院内も歩いておりましたけども、大変快適でございますので、あらためて、沖縄、大変暑い夏でございますけれども、快適に過ごすには最適のウエアであると認識をしているところであります。
 また先日もでありますけれども、この内閣府の建物でもかりゆしの物産展がございました。皆様もお買い求めいただいた方もおられるんではないかと思いますけれども、そこでも沖縄の食べ物と同時に、私も新たな「かりゆし」を何着か買わせていただきました。
 今日も全閣僚、皆さん、「かりゆし」を着ていらっしゃったんですけど、とても素敵で華やかで、本当に素晴らしいなと思ったところであります。
 また沖縄の文化ということでありますけれども、琉球料理もそうでありますけれども、「組踊(くみおどり)」ですとか「エイサー」、あるいは「紅型(びんがた)」をはじめといたします染織物(そめおりもの)といったものもございますので、伝統に根ざした、素晴らしい文化が沖縄にはございます。
 ぜひとも多くの方、お一人でも多くの方に沖縄の文化、芸術に触れていただきたいと思ってございます。

(以上)