自見内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年2月22日
(令和6年2月22日(木) 9:35~9:39 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
地方創生担当大臣として御報告がございます。
世界最先端の半導体の製造技術を持つ企業、TSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited)が設立いたしましたJASM(Japan Advanced Semiconductor Manufacturing)株式会社の熊本工場開所式への出席について、お知らせいたします。
令和5年度の補正予算におきまして、半導体等の生産拠点に必要となる関連インフラの整備を支援するための新たな交付金60億円を創設したところです。
本交付金の支援対象である熊本県におきまして、中長期的な関連インフラ整備に係るニーズや、今回の工場立地を地方創生にどのように繋げていくかといったことにつきまして、関係者が集まる場で直接お話を伺うという貴重な機会といたしますために、2月24日(土)にJASM株式会社の熊本工場の開所式に出席をしてまいります。
詳細は地方創生推進事務局までお尋ねください。
2.質疑応答
- (問)JASMの開所式についてお伺いいたします。熊本県での新工場開所が果たす意義について、地方創生の観点から大臣はどのように考えるかお聞かせください。
また、今後同様の事例を生み出すために政府としてどのように企業に働きかけていきたいか、こちらもお聞かせください。 - (答)JASM株式会社の熊本工場の開所によりまして、約1,700名の雇用機会の創出(直接雇用)、あるいは関連産業の集積などが図られ、地方創生という観点からも非常に大きな意義があると感じているところでもあります。
今後、同様の事例をしっかりと生み出していくために、政府一丸となって、年末にまとめました国内投資促進パッケージを着実に実行していくことが重要だと考えてございます。
内閣府におきましても、地域産業構造転換インフラ整備推進交付金による継続的な支援、あるいは地方拠点強化税制の活用、地方大学・地域産業創生交付金、これをしっかりと使っていきたいと思ってございます。
最後に申し上げた地方大学・地域産業創生交付金でございますが、全体といたしまして大変有意義にそれぞれの地域で活用いただいているところであります。令和6年度の予算案は93億円計上しておりますが、そのうち、熊本県と熊本大学におきましては半導体をテーマにしていただいておりまして、高度の研究をする人材の育成などにも活用いただくことになってございます。地方創生のこういった地方大学との連携の取組なども活用していただきながら、分厚い発展を我々もしっかりと後押しをしてまいりたいと思っておりますので、しっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
(以上)