自見内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和6年2月16日
(令和6年2月16日(金) 14:21~14:25 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
よろしくお願いいたします。
消費者及び食品安全担当大臣として改正景品表示法の施行準備についてお知らせいたします。
商品やサービスの表示に関する事業者の自主的な取組を促進し迅速に問題を是正するための確約手続の導入等を内容といたします改正景品表示法は、昨年5月に成立したところです。消費者庁におきまして施行に向けた準備を進めております。
具体的には、確約手続の導入に係る内閣府令及び運用基準の新設、景品表示法施行規則の改正等を予定しております。
本日から、これらの内閣府令及び運用基準等の新設、改正に関する行政手続法に基づく意見募集(パブリックコメント)を開始させていただきます。
改正景品表示法の施行時期につきましては、本年の10月1日の施行を目指しておりまして、その周知や広報にもしっかりと取り組んでまいります。
内閣府令案及び運用基準案等の詳細につきましては事務方にお問合せいただきますようお願いいたします。
私からは冒頭発言は以上でございます。
2.質疑応答
- (問)昨日、新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会が基本構想を取りまとめましたが、政府として開館に向けて注力したいと考えている点をお聞かせいただきたいのと、今後どのように準備を進めていくか、お聞かせください。
- (答)ありがとうございます。昨日開催されました「魅力ある新国立公文書館の展示・運営の在り方に関する検討会」におきまして、新たな国立公文書館の「展示基本構想」が取りまとめられ、検討会の田中隆之(たなかたかゆき)座長から手交いただいたところです。
この展示基本構想ですが、令和10年度末に開館を予定している新たな国立公文書館の展示について整理をしていただいているところです。
具体的には3点でございますが、新館の展示では1点目、所蔵する公文書に加えまして、映像・写真資料やレプリカ・関連物品、またデジタルや体験型の展示などを活用した魅力的なものとすること。2点目が、国会見学などと一体で理解を得られるよう、子ども・若者に向けた解説やプログラムなどを充実すること。3点目が、初めてシンボル展示室を設けまして、日本国憲法などを展示していくこと、といった御提案をいただいているところでございます。
政府といたしまして、この基本構想を基といたしまして、政府の「展示基本計画」を策定し、そして新たな国立公文書館の展示が、公文書の意義・重要性や、我が国の歴史・成り立ち等への関心や理解を深められる魅力的な展示となるよう、運営面での体制強化を含め、開館に向けた準備を着実に進めてまいりたいと考えているところです。
(以上)