高市内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年5月9日

(令和5年5月9日(火) 9:28~9:31  於:中央合同庁舎第8号館1階S106会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)G7仙台科学技術大臣会合がいよいよ金曜日から始まります。大臣、議長としてどのように取り組んでいくのか教えてください。
(答)5月12日から14日の3日間、G7仙台科学技術大臣会合を開催いたします。皆様、どうか取材にお出ましくださいませ。
 科学技術は、経済や安全保障に密接に関連する重要な分野でございます。この大臣会合は、これらの分野において同志国であるG7各国との協力関係を深めていく貴重な機会だと考えております。
 以前にも申し上げましたが、メインテーマは「信頼に基づく、オープンで発展性のある研究エコシステムの実現」でございます。そして、「科学研究の自由と包摂性の尊重とオープンサイエンスの推進」、「研究セキュリティ・研究インテグリティの取組による信頼ある科学研究の推進」、「気候変動などの地球規模課題解決に向けた科学技術国際協力」の3項目について議論を行って、大臣コミュニケを取りまとめる予定でございます。
 併せて、各国の代表団の皆様には、仙台の被災地を訪問していただき、復興の様子を御覧いただきます。また、世界最高水準の分析性能を誇る次世代放射光施設「ナノテラス」を視察していただき、我が国の科学技術力を世界にアピールしたいと考えております。
 この会合の成功に向けまして、現在、大臣コミュニケ案の最終的な調整を行っているところです。また、明日から会場などの設営・確認を開始するということで、仙台市とも連携して準備に万全を期したいと存じます。
 議長国として、しっかりとリーダーシップを発揮して、科学技術によるグローバルな課題解決への貢献に向けた活発な議論が行われるように、力を尽くしてまいります。

(以上)