高市内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和4年9月9日

(令和4年9月9日(金) 11:15~11:20  於:中央合同庁舎8号館1階S106会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)先日、AMEDの支援を受けていたアンジェスが、新型コロナウイルスワクチンの開発を断念したという発表をしたのですが、大臣としての受け止めをお願いします。
(答)アンジェス社のワクチンについては、私も大変期待をいたしておりましたので、成果が得られず開発が中止になってしまったということは誠に残念でございます。ただ、まだ国内でワクチンを開発、そして生産できる体制を迅速に確立するためにも、国としては可能性のあるシーズに対しては広めに支援をしていく必要はあるのだろうと思っております。やはり経済安全保障上の立場からも、感染症に対するワクチン開発、また治療薬の開発というのは非常に重要な課題でございますので、体制強化に向けて関係省庁と連携をして頑張ってまいりたいと思います。
(問)宇宙関係ですが、10月に国際宇宙ステーションへ向かう若田さんですけれども、打上げの日程がはっきりしてきて、クルーとして取り組む研究の内容というものも先日、発表がありました。今の時点で若田さんに期待することとか望むことがあれば、お教えください。
(答)若田光一宇宙飛行士が、米国のスペースX社の宇宙船「クルードラゴン」でISSに出発する見通しであるということでございます。今回の若田飛行士のミッションですが、日本人の宇宙飛行士として最多となる5回目の宇宙飛行でございます。若田飛行士の長年の御努力と実績が国際的な信頼を得てきたものだと私としても非常に嬉しく思っております。
 また、長期滞在中に若田飛行士が日本の実験棟「きぼう」におきまして材料工学、また医学、生物学などに関する様々な実験・研究に取り組まれる予定と聞いております。日本人の宇宙飛行士が継続的にISSに長期滞在するということは、我が国の国際的な地位の維持・向上の観点からも大きな意義があると思います。
 また、多くの子供達や若い世代も含めて、私たち国民に宇宙への興味・関心を高めさせる、また希望を与えてくださるミッションになるように期待したいと思いますし、十分お体に気を付けられて訓練に励んでいただきたいと思っております。
(問)自民党の話で恐縮ですけれども、昨日、統一教会と関連のあった議員の点検結果が出されましたが、その御所感というか、御感想があればお願いします。
(答)党の話でございますので、総裁、幹事長をはじめ幹部の方で様々と検討され、私自身も回答を出しましたけれども、今できる限りの点検を行ったものと思っております。今後のことに関しては分かりませんので、ご容赦下さいませ。
(問)国葬儀にはたくさんの方、要人が来られますが、大臣の所管、あるいはこれまでの政治の経歴で、御礼を申し上げたり、表敬を受けたり、そういうこともあり得ることなのでしょうか。
(答)ちょうど国葬儀の日程に合わせて、その前後になるかと思いますが、今、複数の国から私と面談をしたいという御要請をいただいております。まだ日程調整中で確定しておりません。
(問)そのレベルは、大臣級の方ということでしょうか。
(答)そうですね。

(以上)