岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年6月9日

(令和5年6月9日(金) 9:33~9:38  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし
 

2.質疑応答

(問)博覧会協会関係でお伺いさせていただきます。今週、IPM(国際企画会議)であったりだとか、首長連合などの総会に出席、大臣されたと思いますが、この出席の受け止めについて。
 そして、首長連合では、特に万博弁当、万博音頭など、機運醸成への取組が発表されているところではありますが、政府としてこういったものをどのように活用していきたいか、大臣の所感をお伺いいたします
(答)6月6日に開催されましたIPMでは、博覧会協会が建設する建物での出展や共同館での出展を予定・検討している86か国、5国際機関から、約190名もの非常に多くの方々に参加をしていただき、大阪・関西万博に対する強い熱意を感じました。
 また、私も夕方の部に参加して、「G7広島サミットを終えた日本にとって、次の大きなイベントはいよいよ2025年の大阪・関西万博であり、残された時間でしっかりと準備を進めてまいりたい。」、こう申し上げて、御協力を呼びかけたところです。
 今回の会議を通じて、大阪・関西万博の展示や運営に関する各国の理解が深まり、出展に向けた準備が一段と加速をすることを期待しております。
 また、6月7日に開催されました「2025年日本国際博覧会とともに、地域の未来社会を創造する首長連合」第3回総会に出席しました。私から、このいわゆる首長連合の皆様に対して、万博の修学旅行への活用や、国際交流プログラムへの参加、自治体催事への出展など「万博交流イニシアチブ」を活用するに当たって、是非「今から」取り組んでいただくことが重要であるというメッセージを発信したところです。
 また、万博弁当や万博音頭については、万博を契機に地域の産品や地域に伝わる芸能の魅力を再発見する取組であると思います。このような取組が自発的に行われていることは大変喜ばしいことでありまして、こうした取組を全国に広げていただきたい、また、お手伝いもしたいと思っております。
 私は万博担当大臣であると同時に、地方創生担当大臣でもあり、また、クールジャパン戦略担当大臣でもありますので、そうした立場からもそのように考えて、地域の皆様とともに行動をしてまいりたいと思います。引き続き首長連合の皆様と連携しながら、全国的な機運醸成を図ってまいりたいと考えています。
(問)昨日の衆議院の「地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会」の地方分権に関するやり取りの中で、「自治体が策定した各種計画の効果を測定すべき」という野党の質問に対して、大臣が「そうした検証も必要だろう」と御答弁されました。実際その検証をどのように進めていかれるのか、その意義や今後の進め方について、もしあるものがあればお願いいたします。
(答)昨日の衆議院の委員会において、委員から「政府は自治体に策定させている各計画の効果を検証すべきではないか」、こういう御質問がありました。
 これに対して、一般に策定効果がない又は極めて低いと思われる計画については、効率的・効果的な行政の観点から適切ではなく、こうした検証は必要だろうと考えているところです。
 検証に当たっては、今後、各府省において、「ナビゲーション・ガイド」に沿って、既存計画の見直しを行っていくことになっています。この見直しに当たっては、既存計画の効果についても検証が行われることになります。
 内閣府としても、こうした各府省における検討への助言等を行っていきたいと、こう考えています。

(以上)