岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年6月6日
(令和5年6月6日(火) 9:44~9:53 於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)
1.発言要旨
まず、沖縄担当大臣として御報告します。
本日、閣議に出席した岸田総理はじめ全閣僚に、沖縄の「かりゆしウエア」を着用していただきました。評判も上々であったように感じました。
私は先日(5月30日)の贈呈式で、沖縄県玉城(たまき)知事からいただいた「かりゆしウエア」を、この「かりゆし」ですが、着て閣議に臨みました。
この「かりゆしウエア」は、内閣府が運営するインターネットサイト「OKINAWA41」で実施しました「かりゆしコンテスト」で最優秀作品に選ばれた「オキナワン・パラダイス」という作品です。
沖縄では、官民を問わず、広く「かりゆしウエア」の着用が進んでおります。沖縄以外での普及促進に向けて、本日の取組が、その一助になることを期待したいと思います。
次に、国際博覧会担当大臣として御報告します。
本日、大阪・関西万博に向けた国際企画会議(IPM(アイ・ピー・エム、International Planning Meeting))に参加するため大阪に出張いたします。
IPMは、参加を招請した国・地域や国際機関に対して、各種情報の提供を行うことを目的に開催するものです。
今回のIPMでは、博覧会協会が建設する建物を利用する、タイプB及びタイプCのパビリオン出展を予定・検討している国・地域の博覧会責任者に対して、展示の製作や運営の準備の進め方等を説明するものです。
併せて、パビリオンの準備が円滑に進められるように、各国と内装業者とのマッチングの場も用意されると聞いております。
既に、目標の150か国以上の国から参加表明をいただいており、今後は参加国に準備をしっかりと進めていただくステージになります。出展に向けた準備が一段と加速するよう、開催国政府を代表して、各国に働きかけてまいります。
以上、冒頭の御報告でした。
2.質疑応答
- (問)博覧会協会関連でお伺いをさせていただきます。
今回2度目のIPMになるということで、タイプB、タイプCの出展予定者に対しての説明を行うということですが、本日具体的にどの辺りまで詰めていきたいかというところと、大臣も出席されるということで、どのようなことを直接現場で確認したいか、また発信したいかなどを教えてください。 - (答)今回のIPMは、先ほども申し上げたように、2回目ですけれども、昨年10月に開催した前回のIPMは、自らパビリオンを建設する、タイプAの国・地域を対象としたものでした。
それに対して、今回のIPMでは博覧会協会が建設した建物を利用するタイプB・Cのパビリオン出展を予定・検討している国・地域の博覧会責任者を対象としている点が異なっていると考えています。
したがって、内容としても、内装工事、展示物の手配など、パビリオン出展に必要となる準備の内容、それらのタイムスケジュールなどのかなり詳細な突っ込んだ説明がなされると聞いております。また先ほども申しましたけれども、各国と展示事業者とのマッチングの場も設ける予定になっていて、これはかなり実務的に進めていくための大事な会議になることと思います。
今回の会議を通じて、大阪・関西万博の展示や運営に関する各国の理解が深まり、出展に向けた準備が一段と加速することを期待いたしますし、私もその各国の代表者に直接御挨拶を申し上げて、万博の機運を更に高める、その一助ともしたいと、こういう考えで今晩大阪に参りたいと思います。 - (問)本日、「かりゆし閣議」ということで、大臣から先ほど評判も上々でしたという御発言があったんですけれども、この「かりゆしウエア」を着ての着心地ですとか、内閣府として更なる普及に向けてどのように取り組んでいきたいか、伺います。
- (答)いよいよ夏が近いということで、東京でも真夏日になる日が出てきておりますけれども、この「かりゆしウエア」は、皆さんも経験された方もいらっしゃると思うんですけれども、大変着心地が良くて、涼しいんですね。夏の暑さの中で快適に生活をしたり、仕事をしたりする上では最適の服ではないかなと私は改めて実感をしておりますし、ほかの閣僚からも、「やはり涼しいね」という好評の声が今日聞かれたことは、私にとってもうれしいことでした。
私も先日(1日)に内閣府でこの建物で開催された沖縄物産展で、1着買物をいたしまして。それは日本最西端の島で織られた「与那国花織(よなぐにはなおり)」の「かりゆし」でしたが、パッと見て気に入って、衝動買いというんですか、買って着てもみたんですけれども、非常にいいなと思います。最近自分がだんだん「かりゆし党」になってきたなという感じもいたします。
今日のような「かりゆし閣議」にまた党の役員会などでも「かりゆし」を着ておられると思うんですが、そうした機会を通じて、「かりゆし」に全国的な注目が集まる中で、一人でも多くの方に、快適な「かりゆし」での生活を体験して、体感していただけることを期待しています。
(以上)