岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年5月16日

(令和5年5月16日(火) 9:24~9:28  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)万博関連でお伺いさせていただきます。先週、ゴールデンウイークということで、北欧などの出張に行かれていたと思いますが、それらの内々定の国も含めて、正式参加表明国、今後ちょっと増えそうな、その国以外も見えそうな見込みがありましたら、そちらのほうを教えていただきたいというのが1点。あとウクライナについては、まだ参加の表明をしていないというところになっておりまして、今週G7もあるというところで、このウクライナについても何か進展があれば教えていただけますでしょうか。
(答)先般の出張で、北欧5か国についても参加の意向が確認できたことから、各国とも協議の上、なるべく早いタイミングでこれらの5か国を正式に追加することにしたいとまず考えています。
 また、お尋ねのウクライナを含む幾つかの参加未表明国とは引き続き様々なルートを使って招請活動を行っており、幾つかの国からは前向きな反応をいただいております。これは調整がつき次第、順次速やかに追加をしていきたいと考えています。
(問)昨日、石川県の馳(はせ)知事が東京に来られまして、岡田大臣や岸田総理と面会されました。この中で、今回の能登半島での地震を契機に、珠洲市を防災分野でのスマートシティのモデルケースにすべく、デジ田(デジでん)交付金の追加の申請をしたと明らかにして、政府に支援を求めました。この件に対する今後の政府の対応と被災地支援の方針についてお聞かせください。
 また、災害が近年激甚化する中で、デジ田ですとか、もしくは地方創生の分野でどのように防災の取組を政府として後押ししていくか、お考えをお聞かせください。
(答)デジタル田園都市国家構想交付金については、これまでも、例えば、災害発生時に自力での避難が困難な要支援者の情報や、ハザードマップなどの関係データを一元的に管理し、地図上に可視化するサービスなど、防災分野におけるデジタルサービスを実装する事業について、支援対象とさせていただいたことがあります。
 昨日、馳石川県知事からも御要望いただきましたが、今後、石川県や地震のあった珠洲(すず)市において、効果的な事業を検討されるに当たっては、内閣府としても関係省庁とも連携して、相談・支援の対応をしっかりしてまいりたいと思います。
 さらに、御指摘のとおり、全国的に災害が激甚化、頻発化している中で、石川県や珠洲市のみならず、デジタルの活用などによって地域における課題解決等につながる防災の取組については、内閣府としてもしっかりと支援をしてまいりたいと考えています。

(以上)