岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年4月4日

(令和5年4月4日(火) 9:31~9:34  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭、行政改革担当大臣として、今後の行政事業レビュー等の取組について御報告いたします。
 先週金曜日に、行政改革推進会議を開催しまして、行政事業レビューの抜本見直しと、基金事業の点検強化に関する新たな方針を決定しました。
 行政事業レビューについては、約5,000の国の全ての予算事業において、EBPMの手法を本格的に導入し、予算編成過程で積極的に活用してまいります。
 また、基金事業については、EBPMの手法や外部有識者による点検を新たに導入することにより、効率的な資金利用や余剰資金の国庫返納を進めてまいります。
 これらの取組を機能させるためには、全ての府省において徹底いただく必要があることから、本日の閣僚懇談会において、私から、各大臣に協力の要請を行いました。
 鈴木財務大臣からは、予算編成過程での積極的な活用に御賛同いただき、岸田総理からは、重要な取組であり、各府省において、しっかりと取組を進めるよう、後押しをいただきました。
 今回の見直しを改革の二本柱として、各府省と連携しながら、時代の変化に機動的かつ柔軟に対応できる行政を実現してまいりたいと存じます。
冒頭、私からは以上です。

2.質疑応答

(問)沖縄総合事務局が運営するサイトにおいて、プロの写真家が撮影した写真を無断でトリミングして使用するという事案があったようですけれども、事実関係と再発防止策について伺います。
(答)沖縄総合事務局から、同局の運用する沖縄文化・観光ポータルサイトに掲載する写真の一部について、撮影者の許可を得ずに使用しているものがあったと聞いております。
 この写真は、地元自治体から提供されたものということであり、また既にサイトから削除し、撮影者に連絡を申し上げたと報告を受けておりますが、撮影者の許可の確認が十分になされないままサイトに掲載されていたということは、誠に遺憾であると存じます。
 沖縄総合事務局において、しっかりと善処させるようにしたいと考えています。

(以上)