岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年4月11日

(令和5年4月11日(火) 9:30~9:34  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭、北方対策担当大臣として御報告します。
 内閣府北方対策本部では、昨年度から新たに開始した「北方領土啓発 次世代ラボ」を今年度も実施いたします。
 この取組は、次代を担う若年層の視点から北方領土問題に関する今後の効果的な啓発手法について検討をするとともに、実際に若年層にも具体的な事業に参画していただくプロジェクトです。
 現在、高校生~30歳までの方を対象に、内閣府北方対策本部のホームページ上でこのプロジェクトに参加いただける方を募集中です。
 4月20日(木)まで応募を受け付けておりますので、御関心のある方はぜひ御応募をいただければと思います。
 また、このプロジェクトの一環として、昨年度行いました「食べて考えよう!北方領土レシピコンテスト」の成果物として作成したレシピブックについても、北方対策本部のホームページで公開しておりますので、是非御覧いただければと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)万博についてお伺いします。
 今週13日で開幕から2年前ということで、会場で同日起工式が予定されておりますが、大臣御出席の御予定があるか、お聞かせください。
 あわせて、今キャッシュレスであるとか、各パビリオンのデザイン公開とか、いろいろ具体化している状況の中で、一方で物価高による建設費の高騰であるとか、落札不調など課題もまだあるかと思います。改めて2年前ということで、開催に向けての御所感をお願いいたします。
(答)今お話があったとおり、起工式開催を予定しております4月13日は、2025年の大阪・関西万博開幕のちょうど2年前となる日です。
 これを機に、大阪・関西万博についてより広く認知され、全国的な機運が高まることを期待しており、私も事情が許せば出席をしたいと、このように考えております。
 また、開幕に向けて、なお一層気を引き締めて、準備を加速してまいりたいと考えているところです。
 会場整備等の問題はないのかというお尋ねであろうと思いますが、この点については、博覧会協会が実施した会場整備に係る入札のうち、いくつかの案件において不落又は不調になっていることは承知しております。
 これらの案件については、現在、博覧会協会において、再入札の準備を進めており、政府としても今後の進捗確認をしっかりと行ってまいります。
 一旦不調・不落となっても、2回目の入札で落札をした迎賓館とか小催事場といったものもございますし、順次こういう形で再入札、そして落札というふうに運んでまいりたいと考えています。
 また、建設費につきましては、建築物の性能・機能を維持しつつ、工法や資材調達などを幅広く検討して、費用の低減や効率的な執行に努めていくことで、1,850億円と申し上げておる予算の範囲内に収まるように、全力を尽くしてまいりたいと思っています。
 

(以上)