岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年3月31日

(令和5年3月31日(金) 11:02~11:04  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 本日、閣議において、「計画策定等における地方分権改革の推進について」を決定いたしました。
 これは、昨年末に開催しました地方分権改革推進本部において、総理から私に対して指示がありました国・地方を通じた効率的・効果的な計画行政の進め方を示した「ナビゲーション・ガイド」を決定したものでございます。
 内容といたしましては、昨年6月に閣議決定された「骨太の方針」に明記された新規の計画策定の抑制や既存計画の統合などの基本原則に沿った対応となるよう各府省に対して、効率的・効果的な計画行政の進め方を示すものでございます。
 この計画策定等については、策定に関する法律の条項数がこの10年間で約1.5倍に増加してきているといったことがあり、地方からは、「過重な事務負担となっていて、行政サービスの適切な提供に注力できない」といった見直しを求める強い御要望が寄せられております。
 各府省においては、今回の「ナビゲーション・ガイド」に沿って、法律案の作成段階で、計画等以外の他の手法の検討や既存計画等との統合などにより、新規の計画策定等の抑制を図っていただくとともに、地方公共団体の計画策定等に係る事務負担の軽減を図っていただくことを期待しております。
 また、こうした法律案については、地方六団体に対して、早期に情報提供を行い、計画等によらざるを得ない理由の説明を徹底していただきたいと考えております。
 今後は、本ナビゲーション・ガイドを踏まえて、各府省と連携して、国と地方を通じた効率的・効果的な計画行政の実現を期してまいりたいと存じます。冒頭、以上です。

 

2.質疑応答

(問)なし
(答)なし

(以上)