岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年3月22日

(令和5年3月22日(水) 10:01~10:07  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭、まず地方創生担当大臣として地方創生臨時交付金の増額について御報告いたします。
「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」については、エネルギー・食料品価格等の物価高騰の影響を受けた生活者や事業者に対し、地域の実情に合わせて必要な支援をきめ細かに実施する自治体の取組を一層強化するため、1兆2,000億円追加することとし、先ほどの物価・賃金・生活総合対策本部において御報告いたしました。
 具体的には、まず、低所得世帯への支援を強化するため、住民税非課税世帯当たり3万円を目安とした支援が可能となるよう、低所得世帯支援枠5,000億円を措置いたします。
これに加えて、引き続き生活者支援や事業者支援として効果的と考えられる事業に御活用いただけるよう、7,000億円を措置します。
引き続き、既に措置されている分の着実な執行に努めるとともに、今回の追加分についても、予備費の閣議決定後、速やかに各自治体に交付限度額をお示しできるよう、しっかり準備を進めてまいります。これが一件です。
 少し趣を変えまして、沖縄担当大臣として御報告申し上げます。
 内閣府は、沖縄の魅力を全国に発信することを目的に、インターネットサイト「OKINAWA41」を運営しております。
今般この「OKINAWA41」で開催していた令和4年度の「フォトコンテスト」及び「かりゆしウエアデザインコンテスト」の最優秀賞を決定しましたので、発表いたします。
 まず、「フォトコンテスト」の最優秀賞ですが、ここに掲げられているように、兵庫県神戸市在住の中ノ茜(なかのあかね)さんが撮影された「順番に入ります」というタイトルの写真です。
 次に、「かりゆしウエアデザインコンテスト」の最優秀賞ですが、沖縄県石垣市在住の伊藤教詔(いとうのりあき)さんがデザインされた「OKINAWAN PARADICE」です。このきれいなかりゆしウエアです。
 昨年8月から本年1月までの募集期間で、「フォトコンテスト」は計484作品、「かりゆしウエアデザインコンテスト」は計287作品の御応募をいただきました。
 沖縄の魅力あふれる素晴らしい作品が集まり、御応募いただいた皆様にこの場をお借りして改めて感謝を申し上げたいと思います。
 御応募いただいた作品は、先ほど申し上げたインターネットサイト「OKINAWA41」で順次公開をいたしますので、是非皆様にもこの素晴らしい作品の数々を御覧いただければ幸いと思います。
 冒頭、私からは以上です。

2.質疑応答

(問)事前の通告になくて恐縮なんですけれども、岸田総理が今回ウクライナを訪問されまして、岡田大臣の受け止めと、あと岡田大臣が総理の訪問の予定を知ったのはいつ頃だったでしょうか。
(答)岸田総理は、3月21日にウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行ったと承知しております。
 外交に関する事柄であり、私の立場から具体的なコメントは控えたいと思うんですが、一般論として申し上げれば、我が国とウクライナとの連帯や法の支配に基づく国際秩序を守り抜く決意をウクライナ側に直接総理が伝達するとともに、国際社会に広く発信するまたとない機会となったのではないかと、こういうふうに受け止めております。
 私が、この訪問について知った時期等については、これは事柄の性格上、控えさせていただきたいと思います。

(以上)