岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年2月21日

(令和5年2月21日(火) 11:32~11:38  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)万博関係でお伺いさせていただきます。先週、大分県で、日本国内で初めて屋外で「空飛ぶクルマ」の有人飛行のテストフライトが行われまして、これが成功いたしました。まず、こちらの大臣としての受止めを。
 あと、本日午後にも正式に事業者発表の予定となっておりますが、今後実用化していく中で、規制改革など様々必要になってくると思いますが、大臣として、どのようにこちらの件に取り組んでいきたいかの意気込みを聞かせていただけますでしょうか。
(答)御指摘いただいた「空飛ぶクルマ」の運行事業者の公表に関するイベントについては、本日13時から博覧会協会が主催して開催される予定です。
 空飛ぶクルマは、今御指摘になったとおり、大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を体現する重要なプロジェクトと考えておりまして、私も是非このイベントに出席したいと考えています。
 なお、運行事業者などの詳細は、博覧会協会主催のイベントの開催をもって正に公表される運びとなりますので、それまでは個別の事業者やその具体的な取組について、現時点で私からコメントをすることは差し控えたいと思いますが、今お尋ねにありましたように、この空飛ぶクルマは大阪・関西万博の目玉の一つというべきものですから、これがしっかりと実を結ぶように、担当大臣として力を尽くしてまいりたいと思います。
(問)昨日行われました地方分権改革有識者会議・提案募集検討専門部会で、今年の重点募集テーマというのが、「連携・協働」と「人材確保」に決まりました。これはどちらも地域を活性化させるために重要と考えますが、大臣御自身はどのような提案が来ることを期待されますでしょうか。
(答)昨日、「第52回地方分権改革有識者会議・第147回提案募集検討専門部会合同会議」が開催され、今年の重点募集テーマを今お話のありました「連携・協働」及び「人材確保」に決定したところです。
 重点募集テーマの決定に当たっては、これまで地方から寄せられた提案の傾向も踏まえながら、人口減少社会の中で、住民サービスの質の維持・向上を行うために、必要な人材確保を円滑にする見直しや、地方公共団体が、団体内外との連携・協働を図る見直しを行っていきたいと考えており、今後、地方から現場の実情に根差した多くの提案が寄せられることを期待しております。
 昨日の有識者会議に私も一部参加をさせていただきましたし、御意見を後で伺いましたけれども、「行政からの目線に限らず、地域住民の視点で、広く住民サービスの向上に取り組むための提案をいただけることを期待している」という御意見もあって、地方公共団体がNPOとか事業所とか、そういった方々とも連携・協働して、地域住民の視点で住民サービスの向上に取り組むことも大事なことであるなと感じます。
 また、別の委員からは、「地方分権というと、国か地方かという、どちらが権限を持つかという議論がこれまで行われてきたわけですけれども、国と地方が、またその他の関係者が連携・協働を深めていく地方分権の在り方というものに深い関心を持っている」という御意見もあったそうで、私もそういった議論の深まりというか、広がりというものに期待をしておりますし、そうした様々な御意見が寄せられることを期待しているところです。

(以上)