岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年2月14日

(令和5年2月14日(火) 10:31~10:33  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)大阪万博の関係で伺います。国際博覧会協会は大催事場の建設工事について、先日2回目の入札が不成立となった旨、発表しました。
 1回目から予定価格を引き上げた中での再入札も不成立となっていて、事業者側からは積算金額との差があるという指摘も出ているようです。
 この件について、不成立が続く現状への受け止めと、今後、建設予定費が上振れする可能性があるかどうかについて、見解をお伺いしたいです。
(答)今、御質問のありました博覧会協会が実施した入札において、大催事場が不落となったということは承知しております。再度の不落の原因は、独創性が非常に高いデザイン性を重視した建築で、施工の難易度が高い点などが考えられるのではないかと博覧会協会から聞いております。
 この大催事場も含めた幾つかの入札において、不落又は不調となっているわけですが、この原因も、今、大催事場について申し上げたと同様に、独創性やデザイン性を重視した建築であって、施工難易度が高い点などが考えられると聞いております。
 これらの案件は再公告に向けた準備を進めておりますが、契約に係る事務手続の期間等を短縮することによって、当初の実施設計及び建設工事期間を確保して、施工者、実際に施工に当たる方々にとって十分な期間を確保することが可能であり、現時点で開催までの完成に影響はないと考えております。
 しかしながら、政府の立場でも、これまでにも増して、入札及び工事の進捗管理をしっかり行っていくことが大切だろうと考えています。
 また、建設費についても広報や資材調達などを幅広く検討して、費用の低減や効率的な執行に一層努めていくことで、引き続き1,850億円と申し上げてきたラインに収まるように全力を尽くしてまいりたいと考えています。

(以上)