岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年2月7日

(令和5年2月7日(火) 10:32~10:36  於:中央合同庁舎8号館1階S101会見室)

1.発言要旨


 冒頭申し上げます。
 2月4日(土)に、石川県・福井県の視察を行いました。
 石川県小松市の小松製作所においては、こまつの杜「わくわくコマツ未来館」などを視察し、仕事と子育ての両立に向けた福利厚生の充実の取組や、仕事と子育てを両立する職員の皆様のお声を直接伺いました。
 また、福井県永平寺町(えいへいじちょう)においては、レベル4で運用を目指す自動運転車両に試乗し、「永平寺参(まい)ろーど」の走行やスムーズなすれ違いを体験しました。
 視察を通じて、地方創生のために企業の子育て支援に向けた取組を応援することの重要性を更に強く実感しました。
 また、自動運転の安全性や実用性にも触れて、デジタル田園都市国家構想の実現に向けて、こうした先進的なデジタル技術の実装を進めていく必要性を認識いたしました。
 今後も地域の皆様のお声に耳を傾け、デジタル田園都市国家構想や地方創生の実現に向けて取り組んでまいりたいと思います。
 冒頭、私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)先日、同性婚を巡る差別的な発言で総理大臣秘書官が更迭されました。このことについて、閣僚の一人としてどのような所感をお持ちか、お聞かせください。
(答)荒井前総理秘書官の一連の発言につきましては、不当な「差別」と受け止められても仕方がないものであり、また、政府の方針とも全く相入れないものです。このため、岸田総理が総理秘書官としての職務を解くという判断を行ったものと承知しております。
 性的指向、性自認を理由とする不当な差別や偏見はあってはならないと考えており、政府として、多様性が尊重され、全ての人々がお互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる共生社会の実現に向け、引き続き、様々な国民のお声を受け止め、しっかりと取り組んでいかなければならないと考えております。

(以上)