岡田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 令和5年1月31日

(令和5年1月31日(火) 8:38~8:40  於:参議院本館3階内閣記者会3)

1.発言要旨


 冒頭発言なし

2.質疑応答

(問)
 北方領土周辺での日本とロシアの漁業協定に関してお伺いします。
 ロシア側は、今年の操業条件の交渉に応じない構えを示していまして、一昨日も政府側としては、それを正当化するような主張を繰り返すなということがありましたが、この一連の状況が続いていることに対して、北方対策担当大臣としての所感と、今後の政府の対応についてお考えをお聞かせください。
(答)本件協定や水産業については、外務省や農林水産省の所掌ですが、その上で申し上げれば、去る1月19日に、ロシア政府から、北方四島周辺水域操業枠組協定に基づく、年に一度の政府間協議の実施時期を現時点では調整できないという旨、日本政府側に通知があったというふうに承知しております。
 この協定は、日露間の懸案である北方領土周辺水域における我が国漁船による安全操業を実現するものであり、今回ロシア側がこうした対応を取ったことは受け入れられないと。
 引き続き、ロシア側が一日も早く政府間協議に応じ、2023年の可能な限り早いタイミングで操業を実施できるよう、ロシア側に強く求めていくものと承知しております。

(以上)